意外性に笑みがこぼれる寿ぎ椀。
幸福を招く縁起人形として伝わる福助は、子どものような外見と大きな頭、垂れた福耳やちょこんと正座をする愛らしい姿が特徴です。そんな福助を描いた縁起のよい吸物椀がこちら。手がけたのは、輪島塗の伝統工芸士である中島忠平こと中島利雄氏。全国に漆器の産地は数多くありますが、輪島塗は品質、耐久性ともに屈指の定評がある、日本を代表する漆器。この福助の絵柄は輪島で代々続いてきた塗師の五代目である中島氏が30年ほど前に思いついた意匠で、商標登録もされている〈中島忠平漆器店〉の象徴的な作品です。124にも及ぶ塗りや研ぎの工程を経て、乾かす時間を入れると、1個の製品ができあがるまでに半年以上かかるといいます。中島氏の塗りが終わったら蒔絵師が福助を入れて完成します。「こんな時代だからこそ、福助で笑っていただければ嬉しいです」と中島氏が語るこの椀は、おめでたい席に笑いと和みをもたらしてくれるに違いありません。
商品番号:386-023

輪島塗/福助吸物椀

55,000(税込)
 
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サイズ(約) 直径12cm×高さ10cm(蓋含む)
重さ(約) 170g
材質 天然木(欅)、漆塗り仕上げ
原産国 日本
その他 ※漆を使用しているため、漆にかぶれやすい体質の方がまれにかぶれることがあります。
※手作りのため、色調、柄の出方、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。
※お申込み多数の場合、お届けできない場合があります。

中島忠平漆器店
明治5年、初代が現在の輪島市鳳至町に居を構え、塗師・忠平として創業した漆器の名店。

〈中島忠平漆器店〉は明治5年に創業。五代目で、輪島塗伝統工芸士の中島利雄氏は、自分の見えるところで仕事を進めるのが信条だといいます。