- 妙技が生む優美な柄と心地よさ。
- 両面選針機を駆使したシックな配色が美しいカーディガン。表と裏の間に空間ができる袋編みのため、ソフトで軽い着心地が特徴です。サラリと心地よい肌触りで、サッと羽織れるシンプルなワンボタン。後ろ襟が首元に沿う上品なつくりです。
素材 | 綿58%、キュプラ42% |
---|---|
洗濯方法 | 手洗い可 |
原産国 | 日本 |
サイズ | 適応身長 | 適応胸囲 | 着丈 | 裄丈 |
---|---|---|---|---|
04:M | 154-162 | 79-87 | 56 | 63.5 |
05:L | 154-162 | 86-94 | 57 | 64 |
サイズ(単位=cm)
東亜ニット
昭和22年創業の東亜繊維工業を前身にもつ〈東亜ニット〉。初代は資材、二代目は子どもや妊婦用の腹巻を手がけ、現在は三代目の熊谷大輔氏が代表を務め、ニット生地の開発・販売をおこなっています。その強みと言えるのが、国内では稀少な両面選針機を駆使した生地づくり。二重編みで、裏と表に柄を編むことができ、凹凸のある独特の表情を生み出せるこの機械は、操作に高い技術を要するため、扱えるまでに5年ほどかかるといいます。同社の個性あふれる生地は稀少な機械と職人の繊細な手仕事によって生み出されています。
独特な柄を生み出せる稀少な両面選針機
裏と表に異なる柄を編むことができ、凹凸のある豊かな表情が生み出せるのが特徴の稀少な機械。〈東亜ニット〉では現在6台を有し、繊細な手作業とともに個性豊かな生地をつくり上げています。
両面選針機の編み方は糸に非常に負荷がかかるため、機械にかける前に、糸の強度を上げるためのワックスがけが必要。
両面選針機で編んだ生地にできた傷を補修する様子。機械にかける前後の工程にも職人の手を要します。
平均年齢39歳の若い世代が活躍している〈東亜ニット〉。稀少かつ扱いに高い技術を要する両面選針機を導入し、独特な編み柄や風合いの生地を多く手がけており、その技術は20代の若い世代にしっかりと受け継がれています。