清浄な煌めきを放つ、匠ならではの58面カット。
澄んだ煌めきを放つ水晶が高貴な雰囲気を漂わせる念珠。こちらは、主珠だけでなく、親珠、四天珠、二天珠などすべてが"連摺り"と呼ばれる精妙な技法を駆使した逸品です。手がけたのは、現在では数少ない連摺りを継承する研磨職人、佐野敏幸氏。連摺りとは、水晶などを一度に何個も磨くことができるよう、大正10年に甲府で考案された技法。8mmほどの珠なら、一度に約30個を磨くことができるといいます。まず、細長い鉄の棒に穴を開けたサイコロ状の水晶を通し、荒摺りを行います。次に棒から外して合成樹脂で水晶を固定し、それを回転する皿の上で石の角度や研磨剤を微妙に変えながら、計58面分丁寧に磨いていきます。微妙な調整を加えながら、大変な手間暇をかけて水晶の魅力を引き出しています。
御仏の心を表現した手磨き水晶の輝き。
こちらは主珠に水晶を採用。水晶ならではの清浄な煌めきは、気品がありながらどこか厳かな印象です。古来、輝きある水晶の念珠は魔除けの力があるとされてきました。仏具としてはもちろん、日常のお守りとして末永く、お傍で心を供にしていただきたい逸品です。
当社限定商品
商品番号:499-971-01-01

手磨き水晶/五十四珠片手念珠

60,500(税込)
 
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お届け予定 お届けはお申込みより約2週間を要します。
サイズ(約) 円周29cm
重さ(約) 20g
素材 水晶(主珠5mm珠)、紫水晶(親珠10mm珠、二天珠5mm珠)、組紐=正絹
原産国 日本
その他 ※天然水晶特有のクラックやインクルージョンを含む場合があります。
※一点一点手作りのため、色、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。
※商品の交換・返品はお受けできません。
※お申込み多数の場合、お届けできない場合やお届けまでにお時間をいただくことがあります。

水晶研磨職人であり「現代の名工」であった父のもとで技術を磨き、研磨技法“連摺り”を継承する現在では数少ない職人である佐野敏幸氏。