ツゲを手彫りした羊頭の持ち手が味わい深い羊飼いのナイフ。
ラルザックには15世紀から続く鍛造の歴史があり、牧童用ナイフも作られていました。趣味でナイフ作りをしていたジョエル・カニトロ氏は、購入した古民家から出てきた古い牧童用ナイフに魅入られ一念発起。羊飼いのためのナイフ作りを再興しました。こちらのナイフは持ち手に、古くから巡礼者を陽射しや雨風から守る街路樹として植えられてきたツゲを使用。亜麻仁油につけ込んで光沢を出し、羊の顔の細工を施しました。味わいのあるこの持ち手は、軽くて水に強く、美しい経年変化を愉しめます。
商品番号:572-836-01-01

南仏の羊飼いのナイフ

88,000(税込)
 
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サイズ(約) 収納時=縦2.8cm×横13cm(使用時は23cm)×厚さ2cm、刃渡り=10cm
重さ(約) 92g
材質 刃=ステンレス鋼、持ち手=天然木(ツゲ)、ケース=牛革
付属品 ロゴ入り革ケース
原産国 フランス
その他 ※手作りのため、羊の表情が写真と異なる場合があります。
※天然素材を使用しているため、色調、木目が写真と異なる場合があります。

南仏の牧羊文化に培われたアルチザンの手技。

コース・デュ・ラルザックは、中央山塊の南にあるカルスト高原。青カビのチーズで知られるロックフォール村を含み、中世より続く牧畜の文化が今も残ります。初夏の訪れとともに羊たちを新鮮な草のある高地へと移動させ、秋にはまた村へ戻す「移牧」という牧羊スタイルで、かつては羊飼いと牧羊犬が数千頭もの羊を率いて、何日もかけ山岳地帯などを歩いていました。また、こうして育てられた羊は、市場で高く売買され、人々の暮らしに役立てられてきたのです。

ル・クトー・ドゥ・ラルザック
(LE COUTEAU DU LARZAC)
手袋産業で栄えたミヨーにあるナイフ工房。オーナーのジョエル・カニトロ氏は、2000年に手袋職人からナイフ職人へ転向。一時途絶えたラルザックの羊飼いのナイフ作りを継承。

現役のベルジェ=羊飼いとして活躍するマーク・モンタンエ氏。