鍛冶工芸で新春を風雅に演出。
古来、和鉄の産地として知られる島根県の布部地方で、江戸時代から続く鍛冶業を受け継いできたのが〈鍛冶工房 弘光〉です。「鉄を金鎚で打つということは、単に形を整えたり不純物を取り除き組成力を限界まで活かして強くするだけでなく、つくり手の願いや想いが込められているのです」と語るのは、同工房の小藤洋也氏。鋳物は同じ型に鉄を流し込んで成形し、大量生産のものはプレスでおこなうのが一般的ですが、小藤氏の工房では鉄を火で熱し、金鎚で打ちながら自由に造形する昔ながらの鍛造を行っています。
こちらの「自在かぎ(竹製花生け付)」は、庭に咲いた季節の草花を飾るだけで、和の空間を演出できる小粋な逸品。いろりで使われてきた昔ながらの自在かぎを竹筒の細さに合わせて使えるよう、ぎりぎりまで細く仕上げた支柱部分、鉄をねじりながら繋いだ部分のバランスも絶妙な、様式美が活きたデザインが魅力です。新年のしつらえに花を生け、手仕事ならではの味わい深い風合いを持つ鍛冶工芸の美をお愉しみください。
商品番号:598-091-01-01

自在かぎ(竹製花生け付)

35,200(税込)
 
カラー・タイプ
01 *
サイズ
在庫状況
在庫残りわずか
数量
サイズ(約) 幅9cm×高さ95~150cm(調節可、花生け含まず)
重さ(約) 自在かぎ=360g、花生け=90g
材質 鉄、花生け=竹、銅
原産国 日本
その他 ※お申込み多数の場合、お届けまでにお時間を要することがあります。
※手作りのため、色調、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。