- 熟練職人の手仕事が生む格別の“履き”心地。
- 香川県東かがわ市白鳥、旧白鳥町は手袋の名産地です。手袋産業は明治32年、産業が衰え困窮する白鳥町にもたらされました。以来同地に根付き、現在では東かがわ市を中心に県全体で国内の約9割のシェアを誇るまでになっています。手袋はその形状ゆえ工程を自動化するのは困難といいます。同市に本社を構える〈クロダ〉はクラフトマンシップを大切に、機能性とデザイン性を両立した手袋を生産。そんな同社のレジェンドともいうべき熟練職人が大島陸夫氏です。「“履き”心地のよさにこだわる」という大島氏は型紙制作と裁断を担当。繊細な手指を包むからこそ、快適性を叶えるのは難しい。ご紹介するのは、長年にわたり研ぎ澄まされた大島氏の精緻な作業一つ一つに支えられた名品です。トラッドな雰囲気を持つハリスツイードと、しなやかでソフトな羊革を採用。〈クロダ〉定番の人気モデルで、三角マチとベルトにより着脱が楽にできます。内側は暖かな薄手のボアを配しました。手を入れればなじみやすく、細やかな職人技をご実感いただけるに違いありません。
サイズ(約) | 手囲い=24cm |
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素材 | 甲=毛100%、掌・指マチ・パイピング=羊革、裏地=ポリエステル |
洗濯方法 | 洗濯不可 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※柄の出方が写真と異なる場合があります。 |
〈クロダ〉で腕を振るい、40年以上のキャリアを誇る大島陸夫氏。僅かな違いで仕上がりが変わるという繊細な型紙制作を担います。