会津の歴史息づく、趣深い一本。
グレー地にブルーの縞柄が映える生地は、創業100年を超える会津木綿の老舗〈山田木綿織元〉が手がけたものです。江戸時代初期から生産が始められた会津木綿は、もともとは仕事着など実用的な用途から作られたため、丈夫で長持ちするのが魅力です。しかし着物生地のため傘生地としては幅が足りず、この傘は2反の織り地を組み合わせて贅沢に仕立てています。また、防水コーティングがかかりにくい生地ですが、通常1度で済むコーティングを2度おこなうことで晴雨兼用日傘の基準値をクリア。それにより生地が厚くなり裁断・縫製にも非常に手間がかかっています。このように労を惜しまず作り上げた傘は、会津木綿ならではの素朴な風合いと温かみにあふれ、洋装はもちろん和装に合わせれば装いを情緒たっぷりに演出してくれます。少しでも会津の商品を流通させたいという傘の老舗の気持ちに応え、職人が末永く大切に使えるようにと手仕事に思いを込めた一本です。
当社限定商品
UVカット 晴雨兼用
商品番号:992-463-01-01

会津木綿の晴雨兼用日傘

16,280(税込)
 
カラー・タイプ
01 青縞×灰
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サイズ(約) 全長68cm、開いた時の直径83cm、親骨の長さ47cm
重さ(約) 375g
材質 生地=綿100%(撥水性有り)、親骨=スチール、中棒=天然木(樫)、持ち手=天然木(楓)
仕様 手開き式/10本骨/UVカット(紫外線遮へい率99%)
原産国 日本
その他 ※重さがスペックと異なる場合があります。
※「撥水性」とは水をはじきやすい性質のことです。長い間濡れることや、時間の経過とともに撥水性が弱まります。

前原光榮商店
皇室御用達の店としても知られる創業1948年の傘メーカー〈前原光榮商店〉。同店が手がけるハンドメイドによる少量生産の傘は、その品質の高さが認められ、多くの著名人に愛されてきました。傘の出来栄えを左右する生地の裁断縫製にこだわりを持って製造しており、傘を広げたときの張りや音、フォルムが美しいのが特徴です。三代続く傘づくりの伝統を守りながらも独創的な創作姿勢を貫く名店のひとつです。