楽に着て、モテる 10スタイル楽に着て、モテる 10スタイル

『HD Style』とタイトルを変更し、誌面を刷新した『The Heavy Duty Catalog』。
特集「大人の本音、楽して かっこよく」で
商品コーディネートを担当したaki holoua Tsuda氏に
「日常着としてのカジュアルな大人の着こなし」についてのアドバイスをいただきました。

aki holoua Tsuda氏いわく、
大人のファッションを楽しむ原動力、その本心は「モテること!」。
歳を重ねた大人たちが、カジュアルアイテムを上品に着こなし、
周囲の人に「素敵ですね」と言ってもらいたい。
その偽らざる気持ちをストレートに受け止とめた、
様になる大人の着こなし術をご紹介します。

aki holoua Tsuda氏

海外から買い付けてきた水着を大手百貨店で販売し、大ヒットさせたことを皮切りに、その後も海外のファッションや若者文化など幅広い分野からのトレンド商品を日本へ持ち込み、日本におけるカジュアルファッション流行の火付け役として活躍。その後、広告カメラマンとしての活動をスタートさせる一方、2001年に創刊した男性ファッション雑誌『LEON』の専属アドバイザーとして活躍。

Style 01
ハリスツイードジャケットの本音
ハリスツイード・ジャケットの魔法。
いつものデニム・スタイルが一枚羽織るだけで品格アップ。


庭仕事や土いじりの作業にも、大胆に、思い切ってハリスツイード・ジャケットを羽織ってみる。どんなときでも、どんなところでも格好よく、周囲の人に「素敵と」思われたいのが「大人の本音」。ジャンパーに代えて、キング・オブ・ツイードであるハリスツイード・ジャケットをブルージーンズ、ワークブーツに合わせることで、品格あるカントリー・テイストが完成します。もともと英国貴族たちが狩猟や乗馬を愉しむときに着用してきたカントリー・ウェアの真骨頂を自分流センスでカジュアルダウン。ジャケットの中には、ダンガリーシャツなどを合わせてもOK。普段、無意識に着ていたラフなデニムスタイルが上品に見える、これぞハリスツイード・ジャケットの魔法です。

【着用アイテム】
ジャケット:カブー
シャツ:〈カブー〉

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Style 02
ダウン入りジャケットの本音
実はダウン入りの曲者。
暖かく軽快な着心地ジャケットをカジュアルに着る。


ダウン入りのジャケットはコートいらず。インナーにセーターやマフラーを合わせるだけで充分に快適な着こなしが愉しめます。グレー系のこのジャケットには、黒や白などモノトーンカラーを合わせると着やすいでしょう。いろいろな色を無理して合わせるのではなく、ソリッドな色使いを意識してみます。写真では、黒色のタートルネックセーターを合わせていますが、白やオフホワイトなどの明るい色を合わせることで、さらにカジュアル感を高めることができます。ローゲージのニットマフラーやスヌードを首もとに巻くことでほっこりとした可愛らしさを演出するのもおすすめです。

【着用アイテム】
ジャケット:トラベルパートナー

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Style 03
テーパードパンツの本音
足もとすっきりテーパードパンツは、
裾をロールアップして靴を楽しむのも◎


テーパードしたスリムパンツは、合わせる靴が重要。編み上げシューズ(ミリタリーブーツやワークブーツなど)やチャッカーブーツを合わせるのがおすすめです。スリムパンツをはきこなすのは意外と難しいので、年齢や体型に応じて、このアイテムのようなお腹まわりや腰まわりがゆったりとしたテーパードパンツがおすすめ。お腹の張り出しも目立たず、脚の細さも強調させずに着こなすことができます。さらに、裾をロールアップさせて、足首をちらっと見せるのも上級な着こなし方です。そこに赤や緑などのソックスを見せるはき方を加えれば、よりカジュアルダウンされて “モテる”こと間違いなし。ロールアップさせてパンツをはく際には、スリップオンシューズがおすすめですが、ハイカットのスニーカーにチャレンジしてみるのも面白いと思います。

【着用アイテム】
ジャケット:ショット
Tシャツ:グッドウェア社
パンツ:サージュデクレ 
シューズ:ザ・ノース・フェイス

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Style 04
イージーデニムパンツの本音
一度はいたら、やみつきになるパンツ。
スリムシルエットも光るソフトなはき心地。


合わせる色に迷ったら、モノトーンでのコーディネートが基本です。色を外して個性を演出する上級なコーディネートもできますが、慣れないうちは、あまり色同士が反発しあうことのない、同色系でトーンを合わせることがスッキリと、綺麗に見せる一番のコツです。デニムパンツは歳を取ったら汚らしくならず、綺麗にはくことが鉄則。デニムパンツのトップスに迷ったらあれこれと考えずに、白シャツかブルーシャツを選択することをおすすめします。そのときに忘れていけないのが、ベルトの着用。このデニムパンツは、ジャージの履き心地を考慮されたデザインのため、ウエストを紐で締めるだけの気楽なはき方も愉しめる仕様となっていますが、お洒落をポイントにした場合には、ベルトを締めてはきたいものです。お気に入りのベルトをあわせることで気分も上がり、見た目も良くなります。

【着用アイテム】
パンツ:スティーブンソン オーバーオールズ

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Style 05
ローゲージセーターの本音
ざっくりセーターは軽さが重要。
475gの軽さでこのボリューム感。


ざっくりセーターを着るときは、あまりピッタリとしたサイズを合わせるのでなく、ゆったりとした少し大きめのサイズを着ることをおすすめします。それに対してボトムは、あえてスリムなパンツを合わせてすっきりとした見た目を意識します。アメリカの文豪、ヘミングウェイもこうしたざっくりとしたニットセーターを一枚でさりげなく着ている肖像写真があるように、屈強な男のスタイルとしても印象深いざっくりニット。活動的なワークブーツで合わせることでより躍動感が生まれます。この商品は、着たときに肩のこらない柔らかさと軽さが魅力。上質のセーターのような軽さを感じながらも、冒険的な生活を好む大人のスタイル、ヘミングウェイ・ワールドを気取った着方をしてみるのもオツなものです。

【着用アイテム】
セーター:フライスリー
パンツ:サージュデクレ

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Style 06
ミリタリージャケットの本音
ミリタリーを品よく着こなすためには、
一段格上のクルーネックTシャツを。


ミリタリーシャツ&ジャケットの着こなしの基本は、前を開けること。きちんと着ようとしないところが、カジュアルな着こなしの鉄則と言えます。グレー系のシャツには白パンツが定番。写真では、ホワイト・デニムにサーマルTシャツをあわせてミリタリー・テイストをより意識したコーディネートになっていますが、ニットTシャツや上質なTシャツをインナーに合わせてもOK。シューズは、スニーカーでカジュアルに合わせるもよし、また、オフィサーシューズのような黒い革靴を合わせることで上品にまとめることもできます。

【着用アイテム】
ジャケット:サージュデクレ
Tシャツ:グッドウェア社
ハット:ガリュー・プラネット

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Style 07
キルティングベストの本音
トレンドのひょうたんキルトを、
大人の雰囲気で着こなしてみる。


ひょうたん型のステッチが入った保温性抜群のキルトベスト。清潔感のある白シャツを合わせ、首もとに差し色としてカラフルな色のスカーフを入れれば“モテる”大人のミリタリー・カジュアルが完成です。ベストの一番下のボタンはさりげなく開けることを意識しておきましょう。カジュアルな印象の強いキルトベストですが、単品で着こなすこともさることながら、コートやジャケットのジレとして、さまざまなコーディネートにつかえる着まわしアイテムとして重宝します。

【着用アイテム】
ベスト:サニースポーツ
パンツ:スティーブンソン オーバーオールズ

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Style 08
アウトドアフリースの本音
クラシカルなアウトドアアイテムを、
自分流に着こなす。


タウンユースとして若者に絶大な人気を博すアウトドアブランドのアイテムを、自分流に着こなす。それが、実は大人の着こなしの原動力になっていたりもします。最近、注目を集めるフリース素材。気楽に着られるカジュアル・ウエアの印象が強いこの商品をどうカジュアルアップしていくか。80年代を思わせるクラシックなデザインを、その当時を実際に知っている我々世代は、上品に着こしたいものです。よく合わせがちなTシャツは避けて、あえて中にシャツを合わせてみます。切り替えのある特徴的なデザインのフリース・ジャケットは、白色のパンツで合わせることでシャープな着こなしとなり、品のある大人のバランスの良さを印象づけてくれます。

【着用アイテム】
ジャケット:ザ・ノース・フェイス

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Style 09
アウトドアジャケットの本音
レインコートに代えてゴアテックスの
機能性ジャケットを着る。


クラシカルな着こなしに、アウトドアジャケットを羽織る着こなしは、大人のカジュアルダウンを最も簡単に実現させる方法です。ジャケットの上にコートを当たり前のように着ていた今までの習慣を切り替え、機能性アウターを着ることで、スポーツを好むアクティブな印象をさりげなく与えてくれます。写真では、インナーにキルティング生地のベストを合わせていますが、ジレやベスト、カーディガンなどを合わせても様になります。特にこのアイテムは、黒色モノトーンのシンプルなデザインのため、いろいろなアイテムとも合わせやすく、ホンブルグハットなどのフォーマルスタイルを合わせれば、さらに上級のファッション・センスを印象づけてくれます。

【着用アイテム】
ジャケット:スプレイウェイ
ベスト:サニースポーツ
パンツ:サージュデクレ
ハット:ガリュー・プラネット

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Style 10
フリースコートの本音
フリースコートは
大人カワイイを演出するのが◎


このフリースコートの特徴は、前を開けて颯爽と歩きたくなるような、軽さと暖かさ、そしてチラ見えの内側です。ソフトなポーラテック素材の持つカジュアル感をストレートに打ち出して、可愛らしく着こなすことがポイント。常に海の風を肌で感じているシーマンを気取り、ニットハンチングを被ったり、足もとにビーンブーツを合わせたりと、お洒落な大人の余裕を感じさせるアイテムを取り入れることがおすすめです。ネイビーのコートにはやはり白色パンツが一番。インナーに、赤のタートルネックセーターを合わせることで鮮やかな色合いが若々しさを演出。ボーダー柄のバスクセーターなど柄のあるニットセーターとも相性はよく、爽やかな可愛らしさを演出できます。

【着用アイテム】
コート:ルイスアンドバーンズ

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