LightUp特別対談いまこそ、ラグビー場に行こう!特集LightUp特別対談いまこそ、ラグビー場に行こう!特集

「ジャパンラグビー リーグワン」には世界の一流選手が集結。
女子15人制ラグビーの新しい国際大会も行われるなど、ますます高まるラグビー熱。
大人の知的好奇心を満たす総合カタログ『LightUp/ライトアップ』では、
元日本代表の大野均氏、桑井亜乃氏をお迎えして、あらためてラグビーの魅力や観戦の愉しみ方、
カンタベリーのジャージーへの想いについてお聞きしました。

プロフィール プロフィール
  • 大野均氏
    東芝ブレイブルーパス東京 アンバサダー
    大野 均 氏

    1978年福島県出身。日本大学工学部でラグビーを始め、2001年より東芝府中(現東芝ブレイブルーパス東京)に所属。2004年に日本代表に初選出され、以来、代表としての試合出場数は国内最多の98を誇る。多くのファンに愛され続ける、ラグビー界のレジェンド的存在。

  • 桑井亜乃氏
    女子セブンズ元日本代表/ラグビーレフェリー
    桑井 亜乃 氏

    北海道幕別町出身。大学卒業後の2012年からラグビーを始め、2014年から女子7人制ラグビー日本代表として活躍し、2016年リオデジャネイロオリンピックに出場。オリンピック日本人初トライ・初得点をマーク。

  • 迫力、スピード感、多様性。英国発祥のグラウンドの格闘技。

現役時代の大野均氏

© TOSHIBA BRAVE LUPUS TOKYO

2007年、2011年、2015年と3度のワールドカップに出場。リーグワンの前身、トップリーグのベスト15にロック部門で9回選出される。

ーまず、お二人にとってラグビーとはどのような存在ですか。

大野:自分は高校までずっと野球をやっていて、大学に入ってからラグビーをはじめたのですが、いろいろ世界が広がりました。ラグビーを通じて成長させてもらったと感じています。現役は引退しましたが、ラグビーに携われることでこれからも成長していきたいと考えています。

桑井: 私は陸上、アイスホッケーをやってきて大学を卒業してから本格的にラグビーをはじめました。ラグビーが大好きなので、引退後もラグビーに関わりたくて、いまはレフェリーの道を歩んでいます。お世話になったラグビーに恩返しをしたいという気持ちです。

大野:ラグビーは究極のスキンシップだと思います。対戦相手でいいプレーをする選手だなと思っていた人が、日本代表で一緒になって話をしてみると、人としてもいい男だなと感じることが多いです。

  • ノーサイドの精神と献身性が、多くのファンを魅了する。

ー他のスポーツとの違いはどこにあると思いますか。

桑井:結束でしょうか。7人制ラグビーのセブンズは合宿期間が長く、ファミリーと呼ばれるくらい近い存在になります。

大野:試合中に激しくやり合っても、ノーサイドの笛が鳴った瞬間、握手してハグをします。ラグビーをやったことがない人からは、よくそんなことができるなと言われますが、それが普通なんです。

  • 年齢やジェンダーを超えて、思い思いに付き合えるスポーツ。

現役時代の桑井亜乃氏

高校時代は円盤投げの選手で国体5位入賞。
現役時代のポジションはLO(ロック)。
卓越した身体能力でラグビー競技歴4年で日本代表「サクラセブンズ」に選ばれた。

ー年齢を重ねたときラグビーとどう関わっていると思いますか。

大野:ずっとプレーを続けています、と言いたいところですが、膝を痛めてしまったので。ラグビーの普及活動を続けていくと思いますが、小さな子どもたちにラグビーを教えたりしたいですね。

桑井:想像できないけど、ずっとラグビーに関われたらいいなと思いますね。試合の解説をしたり、レフェリーで世界をめざす人を応援したり、子どもたちにラグビーの楽しさを教えるのもやってみたいですね。

大野:レフェリーは何歳までできますか。

桑井:40歳くらいですかね。私は35歳までと思っています。次のオリンピックをめざして、そこまではやりきりたいです。

大野:最近はシニアのラグビーチームが増えていますが、生涯スポーツとしてラグビーに取り組む方がいるのはうれしいですね。将来、医療が発達して膝が治るのなら、ぜひチームに参加したいものです。

  • 世界の有名選手も日本で活躍中。試合の前後も愉しみ尽くす。

ースタジアムでの生観戦の愉しさ、面白さを教えてください。

大野:生のタックル音を聞く、という現地ならではの迫力はありますが、リーグワンになってからは各チームが個性や特色を強く打ち出しています。食べ物やお酒もあり、これまで以上に愉しめます。

桑井:一度でもラグビー場でリーグワンの試合を見たらスピードやぶつかり合いとか、たぶんトリコになると思います。

大野:南半球やヨーロッパの人たちはラグビーを味わい尽くしています。試合前からすでに盛り上がっていて、試合中は熱い応援をして、試合後も仲間と語り合い、一日がかりで愉しんでますよね。とにかく盛り上がりがすごい。みなさんも、もっと気軽に生で観戦する面白さを体験していただけたらと思いますね。

  • ユニフォームや応援グッズを身につけて、いざスタジアムへ!

現役時代の桑井亜乃

ベスト8に輝いた2019年の日本代表ジャージー。
フォワードのフロントロウ用、セカンドロウ・バックロウ用、そして、バックス用とポジション別に3種類が制作された。
(写真はセカンドロウ・バックロウ用)

ー日本代表のユニフォーム、桜のジャージーにはどんな想いがありますか。

桑井:私が日本代表になりたいと思ったのは、桜のカンタベリーのジャージーを着たかったから。特にセブンズは年度ごとにデザインが変わるので、そのたびに今度の桜のジャージーは絶対に私が着るんだという気合いでやってきました。そんな思いで手にしたジャージーを着ると、身の引き締まる気持ちがしましたね。

大野:はじめてスーパーラグビーのサンウルブズに入った頃、合宿に集合してカンタベリーのユニフォームが支給されたときはうれしかったですね。袖に憧れのスーパーラグビーのロゴが入っているんです。ちょっと前までは日本人がスーパーラグビーでプレーできるなんて思ってもみなかった。夜中にひとりでユニフォームを見てはニヤニヤしてましたね。

桑井:私はふだんもカンタベリーをよく着ていて、ラグビーを観に行くときも着ることが多いですね。

大野:海外ではみんな好きなチームのジャージーを着て観戦にやってきます。日本ではあまり見かけないのですが、熟年世代がひいきのジャージーを着こなしていると格好がいいですよね。

カンタベリーを身につけてラグビー場に出かけませんか カンタベリーを身につけてラグビー場に出かけませんか

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カンタベリーとは カンタベリーとは

1904年、ニュージーランドのカンタベリー州にて、ウール製造によって結びついたレーン、ウォーカー、ラドキンによって創業した〈canterbury/カンタベリー〉。「The World’s Toughest Active Wear(世界で最もタフな活動着)」を創ることに信念を掲げ、名品と呼ばれる「ラグビージャージー」が誕生しました。その品質はラグビー大国ニュージーランドで認められ、1925年から1999年まで74年間にわたりラグビーニュージーランド代表公式サプライヤーを、1997年からはラグビー日本代表の公式サプライヤーを務めています。

LightUp 2023 5月号
大人の知的好奇心を満たす総合カタログ

価値ある品格との出会いをお届けする、ライトアップショッピングクラブを代表するカタログ。 メンズ&レディスウェアからバッグ、シューズ、雑貨、家庭用品など、世界中から厳選した逸品を幅広くご紹介しています。