〈マイセン〉の散らし小花と金彩の福を呼ぶうさぎ。
ヨーロッパ文化史に華麗なる足跡を刻んできたドイツの〈マイセン〉。その歴史は、18世紀にザクセン王国のアウグスト強王が磁器製造への着手を命じたことから始まり、以来、白磁に映える可憐な絵付けや独特の造形で人々を魅了している名窯です。ご紹介するのは、若き造形家マリア・ヴァルター氏が、杵と臼で餅つきをする「卯」をデザインしたフィギュリン。ドイツの伝統的な手慰み(手の中で遊ぶもの)に想を得た、小ぶりで滑らかなフォルムが特徴です。五穀豊穣を願う臼には金彩をあしらい、ボディには伝統的な柄“散らし小花”を手彩色で施すなど、飛躍や金運アップの象徴でもある「卯」の縁起の良さを引き立てています。
商品番号:552-123-01-01

フィギュリン「卯」

33,000(税込)
 
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サイズ(約) 幅3cm×奥行5cm×高さ7.2cm
重さ(約) 65g
材質 磁器
原産国 ドイツ
その他 ※手作りのため、色調、柄、サイズ、重さ、形が写真・スペックと異なる場合があります。
※お申し込み多数の場合、お届けできない場合やお届けまでにお時間をいただくことがあります。

気品溢れる艶やかな磁器で世界を魅了するドイツの名窯〈MEISSEN/マイセン〉。その歴史は1710年、ドイツのマイセン・アルブレヒト城にヨーロッパ初の硬質磁器製作所が開かれた時まで遡ることができます。当時、人気のあった東洋磁器を、ザクセン王国のアウグスト強王が自国でもつくりたいと熱望。錬金術師に製法を研究させ、カオリンを原料とした硬質白磁を誕生させました。以来300有余年、白磁に映える可憐な絵付けや、優美かつ大胆な造形で王侯貴族や審美眼の高い人々を魅了し続けています。

マイセン造形の、新時代エースの一人、マリア・ヴァルター氏。

極細の面相筆で、一点一点に繊細な絵付けを施しています。

ヨーロッパで初めて硬質白磁を生み出した〈マイセン〉。ツヴィンガー宮殿にはアウグスト強王の蒐集品が残ります。

ドレスデン城にある、マイセン磁器のタイルで表現された壁画。

ツヴィンガー宮殿のマイセン磁器で作られたカリヨン。

〈マイセン〉社長のブラシュケ氏。後ろは1867年から使用されるカオリンの水簸槽。

〈マイセン〉の宝ともいうべき石膏型を保管しています。原型保管室にあるその数は約70万以上。

東ドイツの古都ドレスデンから北西に約25km。中世の面影が残るマイセンの街に本社があります。