- 京の技で“裏派手”を体現。龍を密かに携える愉悦。
- 京都・衣笠の〈寺井商店〉は、代々受け継がれてきた着物の染色技法を革製品に活かしたものづくりを行う、現代では着物プロデューサーともいうべき悉皆屋。こちらは一見シンプルな革財布ですが、開くと金の龍が現れる江戸時代の“裏派手”“裏勝り”を体現した一品です。手彫りで施した欄間のような装飾と色糸の刺しゅうで表現されているのは、宝珠を握りしめた本金箔の龍。染色や裁断、縫製などの着物の技法を元に、一点一点手作業で制作された芸術品です。カード入れには中蓋を付け、中が直接見えない配慮も。辰年ならではの、密かに粋を宿す愉しみに浸ってみてはいかがでしょうか。
サイズ(約) | 縦9.5cm×横19cm×厚さ2.2cm |
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重さ(約) | 155g |
素材 | 牛革、内側=牛革、金箔 |
仕様 | 内側に札入れ1ヵ所、カード入れ6ヵ所、オープンポケット3個 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※天然皮革を使用しているため、色ムラ、キズなどがあります。 |
1924年に創業した京都の〈寺井商店〉三代目、寺井昭人氏。