- 自由な表現により生み出される、独特の世界観を持つ博多人形。
- 平安時代に成立した伝統芸能の雅楽。こちらは、独自の発想力で制作を行う博多人形師、小副川太郎氏が「太平楽」と「萬歳楽」の舞を形にしたものです。まず驚かされるのは三頭身のデフォルメ。次に身振り手振りの自然な動きに一層目を見張り、小ぶりながら、精緻な絵付と躍動的な世界に引き込まれます。小副川氏は、「繊細に描き込むところとデフォルメするところを分け、特徴を際立たせました」と話します。「太平楽」と「萬歳楽」の舞は、どちらも天皇即位の際に舞われるおめでたい演目として知られており、小副川氏も「2019年の即位の大礼を記念して制作しました」と話してくれました。その独特な世界観を愉しんでいただきたい逸品です。
サイズ(約) | 太平楽=幅7.3cm×奥行6.8cm×高さ9.5cm(鉾含む)、萬歳楽=幅8cm×奥行6.5cm×高さ8cm、飾り台=幅7.8cm×奥行6.8cm×高さ0.9cm |
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重さ(約) | 太平楽=70g、萬歳楽=100g |
材質 | 本体=白色粘土(素焼き手彩色仕上げ)、飾り台=木 |
仕様 | 飾り台付 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手作りのため、色合い、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 |
数々の個性的な作品を生み出す博多人形師、小副川太郎氏。一度別の道を歩むも、人形作りの自由さに魅せられ平成22年に独立。