- 加賀友禅で細やかに描いた、ふっくらキュートなシマエナガ。
- 真っ白な羽とふくふくとした丸い姿が“雪の妖精”と称されるシマエナガ。北海道のみに生息する貴重で愛らしい姿をいつでも眺められるのが、金沢市の伝統工芸、加賀友禅によるミニフレームアートです。手がけたのは、加賀友禅の伝統工芸士、武部徹氏。「着物を着る機会が減少する中、加賀友禅を身近で親しんでいただけるような作品作りを心がけています」と語ります。武部氏は幼い頃から触れ合ってきた虫、鳥、動物などの生き物の表現を得意とし、友禅染めで精緻に描写。生命の息吹を温かな眼差しで生き生きと描き、好評を博しています。「草花の中に小さな蜂を見つけるような、意外性と感動をお届けします」。
- 伝統技法が描き出す心安らぐ冬の光景。
- 加賀友禅は加賀五彩を基調に草花や鳥などを絵画調に描き出す技法。グラデーションを付ける「ぼかし」や糸目糊の跡を残す「白ふち」などの技法による、写実的で繊細な表現が魅力です。こちらは、冬の夜、樅の木にとまってこちらを見守るシマエナガを描いたアート。シマエナガの丸い形状や枝の輪郭などが緻密な筆使いによって真っ白く浮かび上がり、ぼかし技法による枝葉のグラデーションが幻想的な雰囲気を醸します。自然界で見つけることは難しく、会えたら幸運というシマエナガ。小ぶりサイズの額なので、好きなところに飾って可愛らしい姿を日々愛でていただきたい。
サイズ(約) | 縦21.5cm×横16cm×厚さ2.3cm |
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重さ(約) | 340g |
素材 | 絹、額=天然木(松)、アクリルガラス |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手作りのため、色合い、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 |
平成元年より加賀友禅の世界で活躍する伝統工芸士、武部徹氏。数々の受賞歴を誇り、加賀友禅で生き物を描いた作品は多くの方々に愛されています。