- 機能を極めた美しいデザイン。
- ステンレスはStain(錆び)+Less(にくい)という意味の手入れがしやすい素材です。耐久性に優れ、リサイクルも可能で活用幅は広い。今回は、金属加工の一大産地、新潟県三条市の〈諏訪田製作所〉が手がけた、ステンレス製のアイテムをご紹介します。同社の歴史は大正15年に喰切の製造を始めたことに遡ります。
- こちらは、その喰切にならい平刃を採用したニッパー型のつめ切り。「誰でも、どんなときでも使いやすい」をコンセプトとしたユニバーサルデザインで、2023グッドデザインベスト100を受賞しました。刃が左右対称のシンメトリーな形状で、順手でも逆手でも、左右どちらの手でも使いやすいのが特徴です。水平でごく緩やかなカーブの平刃は足の爪も整えやすく、相手に使う際にも尖った部分が向かないよう配慮したつくりも魅力。硬度の高いステンレス鋼で切れ味は格別です。特許取得のシリンダーバネを採用し、軽やかな力で切れます。サテン仕上げの落ち着いた質感も魅力で、耐久性にも優れ長い愛用に応えてくれそうです。
サイズ(約) | 全長12cm×幅(最大)6.5cm |
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重さ(約) | 80g |
材質 | ステンレス刃物鋼 |
仕様 | 専用収納ボックス付 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手作りのため、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 |
諏訪田製作所
世界有数の刃物産地、新潟県三条市で大正15年に創業した〈諏訪田製作所〉。日本古来の工具である喰切の製造から始まり、以来刃物の製造に特化し、伝統技術を活かした製品を展開しています。
材料吟味から完成まで一貫して丁寧な製造にこだわり、機械による自動加工でなく、職人が金属を丹念に磨いて仕上げるのが特徴。優れた切れ味と美しいフォルムを備えたつめ切りは、ヨーロッパ各国に輸出され、「SUWADA」の名で質、デザインともに高い評価を受け支持されています。