- 元祖“シャーペン”が令和に復刻。浪漫漂う精緻な逸品を手に。
- 日本で最初期のシャープペンシル(繰出鉛筆)は、大正4年、現在のシャープ株式会社を創業した早川徳次氏によって発明されました。金属細工の錺(かざり)職人でもあった早川氏は、繊細な加工技術を活かし、装飾性の高い独自の繰出鉛筆を当時15本のみ製作。そんな元祖“シャーペン”の中の1本をもとに再現した、歴史と風格を感じられる特別な復刻モデルをご紹介します。手がけたのは、シャープと同じく大正初期に創業し、日本の筆記具文化を支えてきた老舗〈プラチナ万年筆〉です。当時の仕様に倣って天冠部を回すと芯が出る繰出式を採用しつつも、現代の0.5mm芯に対応した実用的なつくり。胴軸に細かく彫り込んだ波状の曲線が吉祥文様の「青海波」を彷彿とさせ、格調高い雰囲気を醸します。天冠部には縦の彫り込みを施し、回転時に指が滑りにくいよう配慮。持つと程よい重みがしっくりと手になじみ、高級感が感じられます。桐箱入りでお届けするため贈答用にもお薦めです。
サイズ(約) | 胴軸径8.3mm×長さ130.5mm、最大径10.3mm(天冠リング) |
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重さ(約) | 24g |
材質 | 胴・天冠=真ちゅうに銀メッキ、クリップ=鉄に銀メッキ |
仕様 | 消しゴム内蔵/回転繰出式/桐箱、クリーナークロス付 |
文字の太さ | 0.5mm芯 |
原産国 | 日本 |
プラチナ万年筆
大正8年に中田俊一が万年筆メーカーとして創業。日本の筆記具文化の一翼を担っています。

2019年2月に100周年を迎えた〈プラチナ万年筆〉の創業者、中田俊一。

昭和17年、プラチナ万年筆株式会社の設立記念写真。