- 簡単に膨らむ“ネックピロー”搭載。「いつも着ていたくなる」 当社限定のトラベルベスト。
- 一見、シンプルで着回ししやすいベストですが、実は、旅行時はもちろん、非常時にも役立つ多彩な機能を備えた優れもの。息を吹き込むだけで簡単に膨らむネックピローを搭載し、飛行機や電車での移動中に寛ぐ際などに重宝します。内側には〈トラベルパートナー〉独自設計の大型ポケットも付いており、貴重品などの収納に便利です。裏地には抗菌・防臭性のあるメッシュ地を使用。気になる臭いを軽減します。ナチュラルなシワ感のある表地の表情は品があり、軽やかで快適な着心地です。
素材 | 表地=ナイロン100%(撥水性有り)、裏地=ポリエステル |
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仕様 | ファスナー開閉/ポケットは前面に3個、内側に2個/裾にドローコード入り |
洗濯方法 | 洗濯機可 |
原産国 | 中国 |
その他 | ※洗濯時は、チューブ吹き込み口のバルブを閉めてください。
※「撥水性」とは水をはじきやすい性質のことです。長い間濡れることや、時間の経過とともに撥水性が弱まります。 |
サイズ | 適応身長 | 適応胸囲(実寸) | 着丈 |
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03:S | 160-170 | 86-94(108) | 67 |
04:M | 165-175 | 92-100(114) | 70 |
05:L | 170-180 | 98-106(120) | 73 |
サイズ(単位=cm)

証言が伝える“災害教訓”~“普段(いつも)”使いで“非常時(もしも)”に備える~
被災者の切実な悩み「実は、多くの人たちが眠れていないのです」
朝日新聞社元社会部記者 白木琢歩氏
- 避難所では眠れない
- 「避難所は落ち着いて眠れない。自宅で過ごしたいけど、余震が怖くて……」能登半島地震の発生から約1カ月経った昨年2月。私は石川県七尾市で災害ボランティア活動に参加した。そこで出会った独り暮らしの高齢女性が口にしていたのが、睡眠についての悩みだ。地震で傾いた自宅を離れ、避難所暮らしは1カ月以上。顔には疲れがにじんでいた。私はかつて社会部の記者として、2011年の東日本大震災などの大規模災害を取材した。冷え切った体育館で、不特定多数の人々と肩を寄せ合い不安な夜を過ごす―。かつて東日本の現場で見た厳しい避難所の環境は、残念ながら十数年経っても大きく改善されていない。これが「災害大国」の実態なのだ。

- 想定外のストレス“眠れるときに眠る”の大切さ
- 被災時に眠れなくなる理由はたくさんある。繰り返す余震に怯えたり、あるいは家族や友人を失ったりと普段は感じない大きなストレスにさらされることになる。避難所は多くの場合、空調設備のない体育館などの公共施設だ。間仕切りがなくプライバシーが確保できない。見ず知らずの他人が歩き回る音や会話、いびきなどに悩まされる。
- 硬く冷たい床に布団や毛布、マットを敷いて眠らざるを得ないケースも多いだろう。実際に私が取材で訪れた避難所では、多くの人が押し寄せたため全員に毛布が行き渡らず、体を横たえるスペースもない状況だった。
- 日本睡眠学会は能登半島地震の後に出した声明で「昼寝の積極的活用」を呼びかけている。夜に眠らなくてはならない、という思い込みはかえって眠る前の緊張を強め、消灯すると目が冴えてしまう状態に陥りがちなのだという。「眠れるときに眠るという開き直りが必要」としているが、全く同感だ。
当社限定ネックピロー付き多機能トラベルベストを試してみて

ひとたび羽織れば着ていることを忘れるほど軽く、肩が凝らない。くるくると丸めてコンパクトに収納できるから、通勤用のリュックに入れてもかさばらなかった。胸元のジッパーを開けて、吹き込み口の付いたチューブを取り出し、息を吹き込む。10秒もあれば首をサポートするネックピローが完成。空気の量で膨らみ方を微調整できるのがいい。襟の後ろのファスナーを開けると大きめに膨らむので、よりサポートが快適になる。
トラベルグッズやアウトドアグッズの多くは、普段通りの生活ができない災害時にも役立つ。このベストもその一つ。横になって眠るのが難しい状況でも、こまめに仮眠を取ることで体力の消耗を防げる。いつでもどこでも昼夜を問わず、眠れるときに眠るトレーニングに本品を使って取り組んでみてはどうだろう。
白木琢歩(しらき・たくほ)朝日新聞社大阪アカウントソリューション部ビジネスディレクター。元大阪社会部記者や通販事業部防災担当バイヤーなどを経て現職。防災士。