- 雪舟の深山幽谷の世界を自宅で味わう。
- 水墨画といえば、まず思い出すのは雪舟という方も多いのではないでしょうか。その画聖が残した晩年の傑作、国宝「山水図」を基に墨絵で描かれたのれんをご紹介します。手がけたのは、写生を重んじ、自然観照を大切にする京都・円山四条派の墨染描作家、大橋庄司氏。大橋氏は心を表現した作品で高い評価を得ています。
- 墨の濃淡を駆使した筆致と構図の妙が醸す深い味わい。
- 「のれんとしてどう見えるかを重視して構図を変えています」と大橋氏。のれんは中心に切れ込みが入るため、左右に山や木などを据え、中央に余白を持たせ全体のバランスに留意。細かな描き込みやぼかし、大橋氏ならではの優しい筆遣いにより大胆な構図に柔らかな雰囲気が漂います。「墨の濃淡のみで描かれている分、どう感じるかを見る人にゆだねているところが魅力です。季節を選ばず飾れるので、年間を通して枯淡と力強さを備えた趣をお愉しみください」と大橋氏が語るように、改めて墨絵の奥深き美しさに魅了されていただきたい一品です。
サイズ(約) | 縦150cm×横88cm |
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素材 | 植物繊維(ジュート)63%、麻37% |
原産国 | 日本 |
その他 | ※ポール(棒)は商品に含まれません。 ※手描きのため、色調、柄の出方が写真と異なる場合があります。 |

京都・円山四条派の墨染描作家、大橋庄司氏。心が澄み切っていることを表す「光風霽月」からとった「霽月」の雅号を持っています。