古来親しまれる花の美を愛でる。
柔らかな紫色の花房を垂れ、爽やかな風にそっと揺れる藤の花。その花の色は藤色と呼ばれ古くから高貴な色として愛され、『万葉集』をはじめさまざまな古歌にも歌われてきました。こちらは、藤が花盛りを迎えた情景を美しく染め分けたのれん。手がけたのは、現代のインテリアになじむ掛物を提案して好評を博す京都の工房〈万葉舎〉です。使用したのは藤色の染料一色のみで、藤の花部分は生地の色をそのまま活かし周囲を藤色で染めたシンプルかつ大胆な意匠が特徴。眺めているとあたかも優しい藤色の花々が咲き誇っているように見え、想像力を掻き立てられる趣深い仕上がりです。抜染ではなく捺染で染め上げているため、染まらない花などの部分は生地に使われたムラ糸の風合いが残り、素朴な味わいとなっているのも魅力です。藤の花が咲く短いひとときが見せる特別な爛漫の情景を、室内でも存分にお愉しみいただきたい。
商品番号:140-185-01-01

染め分けのれん/藤

16,500(税込)
 
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サイズ(約) 縦150cm×横88cm
素材 麻68%、綿32%
原産国 日本