初期から最新作まで、荒井良二の魅力がぎゅっと詰まった展覧会公式図録。
荒井良二(1956-)は、2005年に日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、世界的な評価を受けるアーティストです。彼の幅広い活動は、絵本だけでなく、絵画、音楽、舞台美術にまでおよびます。展覧会『new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった』では、絵画や絵本原画、イラストレーション、そして新作となる立体インスタレーションや愛蔵の小物たちを通して、その創作活動を紹介します。まさに旅をする時のように、先が見えない不安や恐れをも楽しみに変えてしまうような気持ちで活動の幅を広げてきた荒井良二。その旅の軌跡と現在地を語る作品たちからなる、これまでにない展示空間が、みなさんをお迎えします。荒井は、これまでどんなところを旅して、次はどこへ出かけていくのか。ここからまた新しい荒井良二が誕生=new bornする展覧会を、一緒に体感しましょう。 本図録では、『new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった』に出品される絵本原画や絵画、立体作品などに加え、荒井が芸術監督を努めた「荒井良二の山形じゃあにぃ」、「みちのおく芸術祭 山形ビエンナーレ」の様子などをおりまぜながら、最初期から現在にかけての荒井の活動を約350ページにわたり紹介します。この展覧会にあわせ制作された最新の立体インスタレーション《new born 旅する名前のない家たちを ぼくたちは古いバケツを持って追いかけ 湧く水を汲み出す》の横須賀会場での展示風景も掲載。会場にお越しいただけない方も、展覧会の様子を感じることができます。また、2010年以降荒井と様々な活動をともにしてきた東京藝術大学准教授・宮本武典による寄稿や、荒井と親交が深かったり、荒井がぜひ話を聞きたいと希望した16名の著名人による荒井にむけたコメント、本図録のために行った荒井良二のインタビューなど、さまざまな切り口から「荒井良二」とその創作活動をひもといていきます。

© 2023 The Asahi Shimbun Company © Arai Ryoji
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商品番号:151-207

「new born 荒井良二」展 図録

4,200(税込)
 
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Detail 図録詳細

デザイン:小板橋基希(akaoni)
印刷:光村印刷
発行年:2023年
頁数:392ページ
図版:フルカラー
判型:B5


【訂正のお知らせ】
図録P.385に誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
誤)背表紙1 きょうはそらにまるいつき24-25 2011/偕成社
正)背表紙1 きょうはそらにまるいつき24-25 2016/偕成社

Exhibition 展覧会情報

  • 2023年7月1日~9月3日:横須賀美術館
  • 2023年10月4日~12月17日:千葉市美術館
  • 2024年4月20日~6月15日:刈谷市美術館
  • 2024年6月29日~8月25日:アーツ前橋
  • 2024年9月7日~10月20日:いわき市立美術館
  • 2025年 春:新潟市新津美術館
  • 2025年 夏(予定):宇都宮美術館
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