- “文創具”としての鉛筆削りに、実用性を超えた美と哲学を宿す。
- 1933年に大阪市で創業した〈中島重久堂〉は、日本唯一の小型鉛筆削り専門メーカーとして確固たる存在感を示しています。10ミクロンの寸法精度を追求した刃、そしてミクロン単位で調整された削りユニットで構成される同社の鉛筆削りは、鉛筆の木軸を薄く軽やかに削り、求める芯先の形状へと的確に整えることができます。自ら「NJK品質」と称するその言葉には、企画から製造まで一貫して自社で行うものづくりへの揺るぎない誇りが込められています。同社は、1950年代前半には日本で初めて射出成型による鉛筆削りの製造を開始するなど、常に革新を続けてまいりました。60年代からは海外輸出も展開し、70年代後半にはOEM商品製造で大きな躍進を遂げています。2009年に3代目となる中島潤也社長が就任すると、鉛筆削りを単なる道具ではなく、文化を創る「文創具」として捉え直し、新たな展開を図ります。その一環として、2013年にはパリで開催された欧州最大級のデザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」へ出展いたしました。
- 2020年には、削りかすの造形そのものをアートにまで高めた製品『エイト』が、世界三大デザイン賞の一つであるiFデザインアワード2020を受賞しています。また、削り屑を活用する「ペンシルフレークアート」活動も積極的に推進しており、イベントやワークショップなども開催されています。Made in Osaka, Japanの美しさと品質を体現する「文創具」にかける中島社長の熱い想いは尽きることがありません。ぜひ、この特別な鉛筆削りを通して、中島重久堂のものづくりへのこだわりと、文具の新たな可能性を体感してみてはいかがでしょうか。
サイズ(約) | 直径4.5cm×高さ7.3cm |
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重さ(約) | 92g |
材質 | 本体=アルミニウム、アクリル樹脂、ユニット=刃物鋼、PS樹脂、ネジ=合金 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※お子様の使用はお控えください。
※刃に触れないようお使いください。 |
鉛筆削り専門の誇りをかけて〈中島重久堂〉

刃先の研磨を行う〈中島重久堂〉3代目の中島潤也社長。「鉛筆削りを通して、文化創造に貢献する」をミッションとし、「TSUNAGO」など既成概念にとらわれない商品を展開。