近江の麻と蒟蒻糊で、清爽な寝心地。
寝苦しい暑い夜にお薦めしたいのが、麻の寝具。ご紹介するのは、450年以上の歴史を誇る寝具の老舗〈ニシカワ〉の竿干しちぢみを側地に使った肌掛けです。竿干しちぢみは、涼感あふれる風合いを生む加工として古来日本人に親しまれてきました。その魅力は、心地よいシボと麻とは思えぬ柔らかさにあります。側地は、ラミー(苧麻)100%の生地を使用。まず、手や機械を使って揉み込み独特のシボをつけてゆきます。そのシボを崩さないように紐状にして「一本水洗い」を行います。その後、丁寧に竿干しをし、特殊な機械で「ほぐし柔軟加工」を施します。この非常に手間のかかる工程を経て、シボが心地よく、かつ肌に優しい生地が完成します。麻だとチクチクするのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、蒟蒻糊加工で毛羽を抑えてあるので快適です。中わたには、吸放湿性や熱伝導性に優れ、不快な体温を放熱することで適度な涼感を与えてくれる麻を100%使用。洗濯機で洗えて手軽に清潔さを保てるのも嬉しいポイントです。草木染の先染め糸による繊細なグラデーションが美しいカラーをご用意しました。カラー01:ブルーはクチナシ、02:ラベンダーは紫根を使用しており、落ち着いた色味がリラックス効果ももたらしてくれそうです。
商品番号:155-365

竿干しちぢみのウォッシャブル麻わた肌掛け/草木染蒟蒻糊仕上げ

110,000(税込)
 
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サイズ(約) 縦210cm×横150cm
重さ(約) 1.3kg、詰めもの=260g
素材 側生地=麻100%、中わた=麻100%
仕様 掛けカバー用ループ6ヵ所、四隅4ヵ所(計10ヵ所)
洗濯方法 洗濯機可
原産国 日本
その他 ※柄の出方が写真と異なる場合があります。

織田信長が「天下布武」の印判を用い始めた永禄9年(1566年)、安土城近くの近江八幡で蚊帳・織物の行商として創業した老舗寝具メーカー〈西川〉。糸の染色から仕上げまで、自社一貫生産をおこなっているメーカーで、著名ブランドのタオルをはじめ、特許技術の出願などで常に業界をリードしてきた実績を誇ります。

シボとり板の上で生地を手もみし、職人がその目で確かめながら美しいシボを生み出します。
人の手で丁寧に竿干しし、時間をかけて熱風で乾燥させることで味わい深い風合いに仕上げます。
滋賀県の織元が半世紀ぶりに稼働した特殊なローラーでほぐし柔軟加工を実施。