- 風趣豊かな秋月を愛でる。
- 季節に合わせてのれんを掛け替えることで四季の移ろいを愉しみ、暮らしをより豊かに演出してきた生活の知恵は、古くから続く日本ならではの文化といえます。ご紹介するのは、大きな満月と秋の七草、萩が季節の訪れを情緒豊かに彩ってくれる麻のれん。手がけたのは、京扇子の絵師としても活躍する日本画家、難波和夫氏です。難波氏は、京都府京丹後市生まれ。関西芸術扇面展で受賞歴多数の実力派です。秋風にゆるやかになびく赤萩と、それを月から見つめる3羽のうさぎたち。古くから着物の染色に用いられてきた、切型を使った刷りぼかしの技法で、幻想的な情景を見事に表現しました。まず金と中金を乗せ、さらに赤を随所に使った蒔絵のような配色が特徴。細部は手描きで色を入れ、丁寧に仕上げています。空間を効果的に活かした、秋の夜の静寂を感じさせる構図も絶妙です。のれんとして間仕切りや玄関口に飾るだけでなく、タペストリーとして壁に飾れば、あたかも一幅の絵のように愉しむことができます。和室のみならず洋の空間にも、シックな秋の彩りを添えるアクセントとしてお使いいただけます。
サイズ(約) | 縦150cm×横88cm |
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素材 | 麻100% |
原産国 | 日本 |
その他 | ※色調が写真と異なる場合があります。 ※ポール(棒)は商品に含まれません。 |