- 神秘的な黒に富士山の力を宿す溶岩と、水晶を組み合わせた本連念珠。
- 富士山溶岩を親珠と四天珠に用いたのが、甲府市の〈宮川クリスタル研究所〉が手がけた本連念珠です。こちらの溶岩は1957年頃に鳴沢村一帯で採石されたもので、多種の金属元素をバランスよく含むことから、さまざまな活用法が期待される玄武岩石です。溶岩の研磨を手がけたのは一級宝石研磨士の小泉幸蔵氏。玄武岩は水晶ほどの硬度はないですが、表面や切断面に多数の細かな孔があるため加工が難しく、どのように石取りをするかが重要です。独自の工夫で丹念に磨き上げられた珠は、驚くほど艶のある仕上がりで、小泉氏ならではの丁寧な技が光ります。ムラのある色合いや孔が味わい深く独特の個性を放つ溶岩石と、透き通る水晶を組み合わせて煩悩の数と同じ計108個の珠を配置。自然の神秘を感じさせる一品です。仏具としてはもちろん、日常のお守りとして末永く心を共にしていただきたい。
お届け予定 | お届けはお申込みより約3~4週間を要します。 |
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サイズ(約) | 円周56cm |
重さ(約) | 70g |
素材 | 水晶(7×5mm平珠)、富士山溶岩石(10mm珠、6mm珠)、房=正絹 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※天然素材を使用した手作りのため、色、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 ※商品の交換・返品はお受けできません。 |
富士山溶岩と水晶に祈りを込めて。
300年以上平穏な状態を保ち続ける活火山、富士山。864年の貞観の大噴火、1707年の宝永の大噴火など何度も噴火を繰り返し、その際に流出した溶岩が現在の富士山の美しい形と、一帯の地層を形成してきました。大地の活動によって地上に現れる溶岩石。特に日本一の山、富士山の溶岩は大いなる自然の力を象徴するものとして尊ばれてきました。

小泉幸蔵氏
23歳で一級宝石研磨士の資格を取得。50年近く貴石念珠制作ひと筋を貫く熟練者です。