- 鉄器が引き出す旬の味覚の底力。
- 皮についた焦げ目と独特の甘い香り、割れば湯気を上げながら姿を見せる、ほっこりと美味しそうな黄金色。寒くなると無性に恋しくなるのがほくほくの焼き芋。あの幸せな味わいを家庭で再現するのは難しい、そう諦めている方も多いのではないでしょうか。そこでご紹介したいのが、この「南部鉄器/焼芋鍋」。岩手県の老舗、及源鋳造が手がけるブランド〈OIGEN〉の人気アイテムで、約30年もの間多くの人々に愛され続けている名品です。この鍋の特徴は底を覆うイボイボの突起と、中央に煙突を設けた独特の構造にあります。突起部分が芋を鍋底から浮かせる焼き石の役割を果たしています。火にかけると中央の煙突から出た熱風が鍋内に対流し、芋を全方向から焼き上げていきます。南部鉄器は蓄熱性に優れているので、ふかし芋よりも甘さと旨味が凝縮した焼き芋が出来上がります。
サイズ(約) | 外寸=幅33cm×奥行25.5cm×高さ21cm(持ち手を立てた状態)、内寸=直径24cm×深さ7.5cm(蓋含まず) |
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重さ(約) | 5kg |
材質 | 鋳鉄 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※鍋なし検知機能の付いたガスコンロではお使いになれません。 |
直火 | IH100V | IH200V | 電子レンジ | オーブン |
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創業嘉永5年(1852年)。岩手県奥州市の南部鉄器の老舗「及源鋳造」。900℃の高温で鉄自体の組成を変化させることで、鉄と砂だけで鉄器をつくる革新的な方法に成功。2007年、第2回ものづくり日本大賞で東北経済産業局長賞を受賞。同年にグッドデザイン賞も受賞するなど、伝統に則りながらもこれまでにない斬新な南部鉄器の製品を生み出し、〈OIGEN〉ブランドとして海外でも高い人気を誇ります。