匠が手がけた真綿ふとんの、暖かさに身体を包む贅沢。
古くより絹織物が盛んな京丹後地域。かの地で1888年に創業し、和装小物に使う絹地の老舗〈糸利〉の当代、糸井拓氏が手がけた上質な真綿ふとん。絹を知り尽くした糸井氏は真綿に魅せられ、滋賀県技能者表彰を受けた近江真綿の職人、北川茂次郎氏のもとで修業。伝統製法を守り、質の高い真綿ふとんを生産してきた北川さんの最後の弟子として、その技術を余すところなく受け継ぎました。高級寝具の素材として古来重宝されてきた真綿は、四季を通じて快適な素材。手引き真綿の製造は、まず蚕の繭(シルク)を煮たものを薄く引き伸ばして帽子真綿を作ります。それを職人二人一組で両側から引っ張り、伸ばしていく「手引き作業」を行います。すべて手作業のため、一日に数枚しか作ることができず、稀少価値も大変高い。真綿の偏りを防ぐキルティングを細かく施しているため、ご家庭で洗濯することが可能です。また真綿は天然繊維の中で唯一の長繊維なので、綿ぼこりが出にくいのも嬉しいポイント。側生地は綿の中空糸を織り上げた生地を使用。繊維にストレスをかけずじっくり不純物を取り除いた生地は、ふんわりとした優しい肌触りが特徴です。
商品番号:402-589

手引き真綿の洗える肌掛けふとん

49,800(税込)
 
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サイズ(約) 縦210cm×横150cm
重さ(約) 1.2kg、中わた=400g
素材 側生地=綿100%、中わた=絹100%
仕様 ループ10ヵ所付
洗濯方法 洗濯機可
原産国 日本

「京の老舗100年」として表彰された〈糸利〉代表の糸井拓氏。手引き真綿の技を北川茂次郎氏より受け継ぐ職人です。

冬場の乾燥時は特にゆっくりと、真綿と対話しながら引き方を変えます。奥様との呼吸もぴったり。