刀造りの業を活かした、三層構造の名包丁。
日本刀造りの伝統技を活かした包丁を手がける、〈藤原照康刃物工芸〉の「刀工江戸造包丁」。四代目の藤原照康氏が造る、本物の切れ味を誇り、永く使える包丁は、多くの料理人に愛されています。日本刀造りでは「折れず」「曲がらず」「よく切れる」という要求を満たすため、鋭さと粘りを得る鍛造の手法が用いられますが、藤原氏は包丁造りにこれを応用。包丁の形に切った鋼をステンレスで包み込むよう鍛接し、鍛造します。炉で熱した三層構造の原型を、打っては熱し、また打つ作業を繰り返します。工程はさらにけがき、裁ち、ならし、成形、鍔の溶接、刻印、焼きなまし、泥塗りと続き、最も重要という焼き入れ工程へ。日本刀の作刀と同様、松炭を使って熱処理を行い、油で熱しつつ時間をかけて冷却。鋼の組織を均一にするため、再び焼き戻しを行うことで、刃の硬さと弾力が増していきます。そしてその後の刃つけ、研磨までの全工程を手作業で行い、完成するのが「刀工江戸造包丁」です。定番ともいえる菜切型をご用意しました。
<藤原照康刃物工芸>
四代目藤原照康氏による実演 包丁づくりの工程の中から、もっとも重要な工程の一つである 「刃に命を吹き込む」焼き入れの様子をご紹介します。
動画あり
商品番号:443-968-01-01

刀工江戸造包丁/菜切型

33,000(税込)
 
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01 *
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サイズ(約) 全長30cm、刃渡り17cm
重さ(約) 190g
材質 刃=鋼、ステンレススチール(13クローム鋼)、柄=プレスウッド
原産国 日本
その他 ※色、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。

この道40年以上という名工、藤原照康氏。卓越した日本刀造りの技を受け継ぐ四代目で、日本刀も製作しています。

古くより伝わる日本刀造りの技を駆使して、一本一本を丹念に製作します。耐久性、切れ味ともに格別です。