童子姿が可愛い疫病退散の神。
もともとは仏教の聖地、インドの祇園精舎の守護神で、日本において神仏習合の神として広まった牛頭天王。異形の神ですが、平安時代中期ごろから、疫病退散のご利益があると絶大な信仰を集め、全国の祇園社や天王社で祀られてきたといいます。今回、そんな牛頭天王を博多人形師の小副川太郎氏が独自の発想力を活かして制作。古来、いかめしい様相で表現されてきた牛頭天王ですが、小副川氏は「人形の本質は、見る人の心を癒すもの。そのため、可愛らしい童子の姿にしました。頭に大きな牛を載せているので、身体とのバランスに気をつけて制作しています」と話す。頬をふっくらとさせるなど、全体に丸みを持たせて子どものあどけなさを表現。きりっとした目や引き結んだ口元が凛々しさを感じさせる。鮮やかな赤色の衣装には、繁栄や調和を意味する七宝文様を本金泥で描き華麗に仕上げました。室内に飾れば、愛らしい姿に思わず笑みがこぼれ、はびこる疫病も退散しそうな牛頭天王。「日常が一変してしまった今、疫病除けの神である牛頭天王の人形で、少しでも心にゆとりが生まれれば嬉しいです」。
商品番号:533-060-01-01

牛頭天王

33,000(税込)
 
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サイズ(約) 本体=幅11cm×奥行6cm×高さ10cm、飾り台=直径13cm×高さ2cm
重さ(約) 380g(総重量)
材質 白色粘土(素焼き手彩色仕上げ)、飾り台=中質繊維板
仕様 飾り台付/桐箱入
原産国 日本
その他 ※手作りのため、色合い、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。
※お申込み多数の場合、お届けできない場合やお届けまでにお時間をいただくことがあります。

疫病を防ぐ、牛頭天王

もともとは仏教の聖地であるインドの祇園精舎の守護神で、古来、祇園社や天王社で祀られてきた牛頭天王。薬師如来を本地仏とし、神道のスサノオ命と同一視される、神仏習合の神です。平安時代には疫病を司るとされ、疫病神を鎮め退散させるために花笠や山鉾を出して市中を練り歩き鎮祭するようになりました。