魔除けのアイヌ文様、刺しゅうを背に宿して。
北海道の先住民族であるアイヌの人々の固有の文化の一つ、アイヌ文様。アイヌの人々は、古来災害や病気は、それらを運ぶ魔物が衣類の襟や袖口、裾から忍び込んで引き起こすと考えられています。そこで、魔除けの力を持つアイヌ文様の刺しゅうを衣類に施すことで災いから身を守ろうとしたといいます。
ご紹介するのは、背面に大きなアイヌ文様刺しゅうを施した半てんです。文様を発案したのはアイヌ刺しゅう研究の第一人者、津田命子氏。貴重な明治時代のアイヌの民族衣装、ルウンペから着想を得、アイウシ(棘紋)で大胆な文様を描きました。「人から人へと大切に受け継がれたアイヌの文様から生まれたデザインです」と話してくれ、美しい刺しゅうは袖口にも。ゆったりした袖ぐりは厚手のインナーとも合わせやすく、室内での寛ぎ着としても、外出の羽織り物としてもおすすめです。
当社限定商品
商品番号:539-605

アイヌ文様刺しゅうの半てん

48,400(税込)
 
カラー・タイプ
01 ネイビー
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素材 表地=綿57%、麻29%、毛14%、裏地=綿、刺しゅう糸=ポリエステル100%
仕様 ポケットは前面に3個/両脇裾スリット
洗濯方法 手洗い可
原産国 日本
サイズ 適応身長 適応胸囲 着丈 裄丈
04:M 160-170 88-96 75 77
05:L 170-180 96-104 78 80
06:LL 175-185 102-110 81 82

サイズ(単位=cm)

「人から人へ受け継がれたアイヌの文化を体感していただける一枚です」
津田命子氏。北海道立アイヌ総合センター元学芸員で、アイヌ文様刺しゅう研究で学術博士号を取得。(2004年撮影)