- 伊藤若冲が描く、潔さを湛える花。
- 日本絵画史上、花鳥画の鬼才と称えられる伊藤若冲。江戸期を代表する絵師であり、その卓越した技巧や構成の妙、色彩感覚、作品が放つ圧倒的な迫力は、今もなお多くの人の心をとらえてやみません。本品は、明治24年創業の〈芸艸堂〉が手がけた、伊藤若冲「花卉画」(木版画)の額装作品です。原画は若冲が晩年に隠棲した京都・深草の石峯寺観音堂に、御仏に献じる花として納めた天井画「花卉図」。その後数奇な運命を辿り、同じく京都の信行寺に秘蔵され、明治期に版画集として同版元より発行されたのがこの作品です。早春の寒さの中で凛と咲き誇る「椿」と、落ち着いた色彩で表現された春の訪れを告げる「山桜」をご用意。いずれも細部まで緻密にとらえた描写が見事である。シンプルな木製の額入りで、“若冲流の美”をご自宅で鑑賞いただける逸品です。
| サイズ(約) | 額=縦39cm×横39cm×厚さ3cm、画=径24cm |
|---|---|
| 重さ(約) | 1.3kg |
| 材質 | 手漉き鳥の子紙に手摺り彩色木版、額=縁は木製、前面はアクリルガラス |
| 原産国 | 日本 |
| その他 | ※お申込み多数の場合、お届けまでにお時間を要します。 ※色調、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 |
日本で唯一の手摺木版和装本の出版社として知られる〈芸艸堂〉。江戸時代の版元と同じように木版画の伝統をそのまま墨守する版元です。同社の版木蔵には、明治24年(1891年)の創業以来手がけてきた版木や求版した古版木など、述べ数万枚が保管されており、中には伊藤若冲や竹内栖鳳、小林古径、神坂雪佳といった著名画家による絵や図案など歴史的に貴重な資料も数多く、まさに宝の山です。現在ではそうした版木と伝統的な木版摺り技術を活かし、画家たちが残した芸術作品をさまざまな形で復刻。中でも、日本製高級顔料を使用した木版画は、手漉き和紙に一枚一枚摺り上げることで格別の色合いを引き出しているのが特徴です。
数万点に及ぶ版木が収められた〈芸艸堂〉京都本店の版木蔵。
名摺師なればこその高度な技により、全体の色調のバランスを取りながら同じ仕上がりになるよう何十枚にもわたって再現。
江戸時代の浮世絵版画の技術と同じ方法で木版画を制作。一枚の版木を彫り上げるのに熟練職人でも1ヵ月を要します。

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