桜の季節を堅牢優美な輪島塗とともに愛でる。
江戸時代、加賀同様に大半を前田家が治めていた能登。この地の伝統工芸、輪島塗の粋な器で宴を愉しむのはいかがでしょうか。輪島塗の老舗〈中島忠平漆器店〉が手がけた、桜がテーマの作品です。こちらは「月に照らされた夜桜、満開の桜、葉桜をモチーフに考案。色漆と沈金の色彩バランスにこだわりました。曲面に正確に柄を彫る沈金師の高度な技にもご注目ください」と代表の中島利雄氏が語るぐい呑。色漆は気温や湿度による漆の乾き具合や顔料の量によって発色と強度が異なるため、分量の調節が難しいといいます。その上から転写した図案をノミで彫り、溝に金を埋め込む沈金で精緻な桜を表現しました。「輪島塗のよさは使ってこそわかります」と中島氏。ぜひ日常でご愛用ください。
商品番号:587-906

輪島塗/沈金彫詰ぐい呑「桜三様」

35,200(税込)
 
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サイズ(約) 最大径8.6cm×高さ4.6cm
重さ(約) 42g
材質 天然木(欅)、漆塗り仕上げ
原産国 日本
その他 ※漆を使用しているため、漆にかぶれやすい体質の方がまれにかぶれることがあります。
※手作りのため、色調、柄の出方、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。

中島忠平漆器店
明治5年、初代が現在の輪島市鳳至町に居を構え、塗師・忠平として創業した漆器の名店。

明治5年に創業した〈中島忠平漆器店〉の五代目で、輪島塗の伝統工芸士である中島利雄氏。
沈金は沈金師が金箔を埋め込むために、転写した線に沿って沈金ノミで溝を彫ります。
〈中島忠平漆器店〉での漆塗りの様子。