- 牧野富太郎氏が愛用した剪定バサミを、日本の職人技で忠実に復刻。
- 「日本の植物分類学の父」、牧野富太郎博士。テレビドラマのモデルとしても話題となった牧野博士が約100年前、植物採集や標本作りに愛用していたのが、ドイツのヘンケル社(現:ツヴィリング)の剪定バサミでした。1914年当時、同社のカタログに品番15として掲載されていたこの剪定バサミを、牧野博士の生誕161年を記念して限定復刻しました。日本の職人が鍛造加工したこちらは、オリジナル品のデザインと優れた切れ味を忠実に再現。当時のものは鉄素材でしたが、湿度の高い日本でも錆びにくいよう特殊ステンレス鋼を使用し、匠の技で一本一本細部まで丹精込めて仕上げました。一般的な剪定バサミと比べて小さめで、握りやすいサイズ。この剪定バサミを手に、植物を愛し、研究し続けた牧野博士に思いを馳せながら、植物のお手入れを愉しんではいかがでしょうか。
サイズ(約) | 幅3.6cmx長さ16.7cm、刃渡り5cm |
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重さ(約) | 120g |
材質 | 本体=特殊ステンレス鋼、虫バネ=炭素鋼、留め具=鉄 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※重さがスペックと異なる場合があります。 ※切れる枝の太さは1cmまでです。 |

1731年に世界有数の刃物の街、ドイツ・ゾーリンゲンで誕生した老舗〈ツヴィリングJ.A.ヘンケルス〉。刃物づくりや上質なキッチンウェアで世界中の人に愛されている総合刃物メーカーです。

- 植物学者
牧野富太郎博士(1862-1957) - 日本各地の植物を調査・採集して、多数の新種を発見・命名。植物画を描き、数々の図鑑を刊行して、日本植物分類学の礎を築きました。収集した標本は約40万点。

現存する博士愛用の剪定バサミ(個人蔵)。バネ部分を修理し使い続けていました。