現在、ロンドンのソーホーにあるデザインチームにより毎年300種類もの新作が発表され続ける「リバティ・ファブリックス」は様々なカテゴリーを展開。150年もの間、世界中で愛される「リバティ・ファブリックス」の魅力をお伝えしながら、さまざまな商品をご紹介します。
1862年のロンドン万国博、一人の少年が日本の美術工芸品と出会った時からリバティの物語が始まります。その少年の名はアーサー・ラセンビィ・リバティ。ジャポニズムに魅せられた彼が夢のリバティ百貨店1号店を開いたのは32歳の時でした。耽美派の詩人オスカー・ワイルドに「アーティスティックな買い物客に選ばれた楽園」と称され、ウィリアム・モリスをはじめ当時の芸術文化を支えたアーティスト達の交流の場として栄えていきます。
東洋から輸入した絹織物や更紗を用いた商品は人々の憧れを集め、空前の日本ブームを牽引していきました。しかし1900年代頃、急激な工業化や量産化の影響で輸入品の質の低下が心配されるようになると染色や織物の工場をすべてイギリス国内へと移し、リバティならではの美意識を持つ英国オリジナルのテキスタイルの生産を始めます。後に絹のような質感を綿で再現したこれまでにない綿ローン生地「タナローン」が誕生。さらに高度なブロック捺染の技で細密に表現された、華やかな色彩のプリント「リバティ・アート・ファブリックス」として現代にも受け継がれる数々の名作が生み出されていくことになるのです。
独自に開発した〈リバティ〉のモノグラム柄が個性的なコーティングキャンバス地のトートバッグ。上品なカラーリングと同系色の革使いで実用性にラグジュアリーな感性をプラスしたアイコンバッグの誕生です。
〈LIBERTY〉トートバッグ/アイフィス
シルクタッチのしなやかな風合いを持つ優美なタナローンで仕立てたノーカラーの前開きブラウス。短めの着丈に大きなボタンがアクセント。無地のワンピースやトップスの上にボレロ風に羽織ってもお洒落です。
〈チェントフェリチタ〉リバティプリントクルーネック前あきブラウス
支柱部分を美しさ、幸せの復活などを象徴するスズラン、愛を象徴するハコベなどの花々が咲き誇る「エドナ」柄で彩り。5段階調節が可能な伸縮ステッキは、支柱部分だけでなくグリップもカーボン仕様なので、約160gと軽量です。軽やかにお出かけできます。
〈カインドケア〉リバティプリントのカーボン伸縮ステッキ