小ぶりのマフラーで、首元にアクセント。
カシミヤはなぜ暖かいのか。それはひとえにカシミヤヤギの生息地の気候条件によるもの。冬期の気温は厳寒マイナス30~40℃、夏期は30℃以上と非常に厳しい気候条件の大地で生きるため、カシミヤヤギは外側に剛毛を、内側に柔らかで繊細なうぶ毛を纏います。このうぶ毛が一般的にセーターに用いられるカシミヤになります。同社では良質なカシミヤ原料を調達するため内モンゴル産を中心に買い付け地域を限定。うぶ毛の繊維がより細く長い、ぬめり感のある原毛を確保しています。またカシミヤ繊維は非常にデリケートであるがゆえ、染色、紡績、撚糸などすべての加工工程において負荷をかけないよう配慮。カシミヤの滑らかな肌触りは、こうした原料から製品にいたるまでの徹底した品質管理によって成し得ていると言っても過言ではありません。こちらは、世界基準で厳選されたカシミヤ糸のニット地を使用したミニマフラー。寒さを感じやすい首元で、上質なカシミヤの肌触りを満喫することができます。片側にある穴に通すだけで形が決まり、さっと簡単に巻けてほどけにくいつくりが魅力。コートやジャケットの襟元に収まりやすい小ぶりなサイズで、使用しないときはくるりと丸めてバッグに収めるなど携帯にも便利です。
当社限定商品
商品番号:109-990-01-09

低温染色カシミヤ・ミニマフラー

13,200(税込)
 
カラー・タイプ
01 ブラウン
サイズ
09 F(フリー)
在庫状況
在庫あり
数量
ギフト
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サイズ(約) 幅11cm×長さ約80cm
素材 カシミヤ100%
洗濯方法 ドライクリーニング
原産国 日本

カシミヤ紡績のパイオニアが、辿り着いた世界品質。

素材の魅力を最大限に引き出す技術と端正な仕立ての服作りに定評のある〈林田〉。こちらは、同社が長年信頼を置く紡績会社〈東洋紡糸〉の良質なカシミヤ糸で編み立てたアイテムです。〈東洋紡糸〉は、1879年に創立した桑原紡績所を前身に、140年以上にわたり紡績業を牽引し続けているパイオニアです。1930年に国内初のカシミヤ糸の生産を手がけて以来、今日までその歴史と伝統を職人の手によって守りながら、世界に誇る品質を保ち生産し続けています。

〈東洋紡糸〉

1879年、大阪府茨木市に前身となる桑原紡績所を創立。1930年にカシミヤ糸の紡績を開始し、1947年に東洋紡糸工業株式会社となりました。

世界品質のカシミヤ糸、その3つの秘訣

確かな品質の原毛
厳密な品質規格に基づいた原毛の買い付けを徹底。さらに原毛の品質を裏付ける、自社と現地の公的機関の合わせて計4回の品質検査を実施。
〈東洋紡糸〉仕様の独自設備
品質へのこだわりにより、紡績油剤メーカーから専用のカシミヤ油剤を調達。さらに紡績機械メーカーには「〈東洋紡糸〉仕様」を特別依頼し、カシミヤ繊維に負担をかけない紡績を追求。
“風合い”を探求した「低温染色法」
カシミヤを高温染色すると繊維が損傷を受け、特有の肌触りや風合いに影響を及ぼしてしまう。〈東洋紡糸〉ではカシミヤの風合いを保ちながら染色堅牢度を向上させる「低温染色」技術を開発。