- 優しく灯すミニマルな照明。
- 好きな場所で気軽に使えるテーブルランプ「イチ」。傘の縁を360度どこからでも押せば点灯し、押すたびに明るさが4段階に変化します。LEDの組み合わせにより電球のような優しく温かい光を実現。イチという品名通り、最後に傘を押してから約1時間で消えるので就寝時にも便利です。円柱パイプの内部に単3電池4本を挿入するミニマルな設計ながら、鉄ならではのずっしりとした安定感があるので、屋内だけでなく屋外でも使いやすい。
サイズ(約) | 直径10cm(パイプ直径1.5cm)×高さ26.6cm |
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重さ(約) | 600g |
材質 | 鉄(粉体塗装) |
電源 | 単3電池4本 |
仕様 | 明るさ4段階調節/約1時間後自動消灯 |
原産国 | 日本 |
鉄にかける70年余の情熱と挑戦〈藤田金属〉
家族経営の緊密な体制が、鉄の可能性を広げていく。
1951年創業の〈藤田金属〉は、大阪府八尾市に本社・工場を構える金属製家庭用品の専門メーカーです。フライパンや鍋など、毎日の食卓を彩る製品を、企画から製造、販売まで全てを自社で手がける一貫生産体制で、高品質な製品づくりを実現しています。同社の大きな強みは、製品の根幹となる金型まで自社で製造している点です。この金型製造を担うのは、三代目の藤田俊介氏と三男の幸三郎氏。現社長として企画・営業など全体を率いるのが長男の盛一郎氏、そして製造部門を統括するのが次男の信二郎氏です。
現社長である盛一郎氏は、同社の強みについてこう語ります。「世の中にないものを作るには、試作を繰り返して一進一退できる環境が必要です。金型から製造そして販売まですべて自社で行うこと、それらを担当する父と三兄弟がいつでも話し合える距離にいること。家族経営の町工場は、革新的な製品が生み出せる場所だと思います。」

〈藤田金属〉は初代である藤田健次氏(写真中央)から先代の父、俊介氏(左から2番目)に受け継がれ、長男の盛一郎氏(右から2番目)が現社長となり、次男の信二郎氏(右)が製造、三男の幸三郎氏(左)が金型製作を担う。