- シンプルに見えて風趣豊かに。
- 岡山県の〈番匠〉は備後絣の伝統を絶やさず、世界へと発信。中でも〈番匠〉プロデュースのもと備後絣を再構築したという「備後節織」は、旧式のシャトル織機でゆっくりと織り上げているのが特徴です。これにより空気をはらんだ柔らかさと、洗いざらしのデニムのような味のある風合いを生み出しています。今回は、そんな備後節織を堪能できるシャツをご紹介します。カラー01:藍緑は黄色の染料で下染めし、その後古来の藍染料とインディゴ染料を混合して染めた、割り建てによる深みのある色彩。カラー02:薄墨地は墨染めにより落ち着いた色合いを表現しました。無地でありながら太番手の糸の節が見え、洗い加工とも相まって風趣豊かで洗練された面持ち。着るほどに自分だけの風合いに育っていくのも魅力です。
素材 | 綿100% |
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仕様 | ポケットは前面に1個/アジャスタブルカフス/裾はラウンド |
洗濯方法 | 洗濯機可 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※素材の特性上、生地の表面にネップ(節糸)が入ります。 ※素材の特性上、摩擦や汗などで色落ちや色移りする場合があります。また、若干の色ムラがあります。 |
サイズ | 適応身長 | 適応胸囲(実寸) | 着丈 | 裄丈 | 襟まわり |
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04:M | 165-175 | 88-96(112) | 73 | 83.5 | 39.5 |
05:L | 175-185 | 96-104(116) | 75 | 85 | 41.5 |
サイズ(単位=cm)
番匠
西日本産を中心に国産和布を扱う〈番匠〉。江戸時代末期に生まれた備後絣を扱ったことが生地商としての原点。備後絣は伊予絣、久留米絣に並ぶ日本三大絣のひとつです。多彩な色柄と素朴な美しさで親しまれていましたが、洋装化により需要が激減。そんな中〈番匠〉は備後絣の伝統を絶やさず世界へと発信しています。

- 空気をはらむ柔らかさ
- 昭和30年代製のシャトル織機を使用。1台につき1日30mほどしか織れないが、ゆっくり織ることで空気をたっぷりと含み柔らかな風合いに。

「失われつつある日本の素晴らしい織物を後世にこれからも伝え続けます」と話す〈番匠〉代表の小林光次郎氏。