欄間彫刻の技を駆使して浮かび上がる風神雷神。
自然がもたらす恵みや厳しさを表し、迫力のある躍動感や大胆な構図、配色の独創性などが見る者を惹きつけてやまない俵屋宗達の最高傑作「風神雷神図屏風」。この国宝を、欄間彫刻の伝統技を活かして彫り出したのが渡邉敏昭氏です。渡邉氏は、三代目祐瑞として岐阜県で欄間や神社仏閣の彫刻を長年制作。木の特性を活かした繊細な造形を得意としています。
力強い木目を持つ欅を、図案とバランスのよい板目に木取りした一枚板を使用。地板と風神雷神との境目を特に丁寧に彫ることで、高低差を出しながらくっきり浮かび上がるような立体感で表現。たなびく衣の柔らかな質感や、どこかユーモラスな表情も繊緻に彫られ、板目特有の流れるような木目が背景の効果を成し、風神雷神の躍動感を引き立てます。稀少な黒柿を使った額が彫り出した風神雷神を引き締め、存在感がありながら飾りやすい仕上がりに。国宝の魅力を磨き抜いた欄間彫刻の技で表す稀有な逸品です。
商品番号:196-692-01-01

黒柿額縁入り欅手彫り額「風神雷神」

341,000(税込)
 
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サイズ(約) 本体=縦26cm×横50cm×厚さ3cm(最大部)、額=縦27.5cm×横54cm×厚さ1.5cm
重さ(約) 1.6kg
材質 本体=天然木(欅)、額=天然木(黒柿)
仕様 専用木製額付
原産国 日本
その他 ※天然素材を使用した手作りのため、色調、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。
※商品の交換・返品はお受けできません。
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渡邉敏昭氏。三代目祐瑞として普遍的な自然の美を精緻に表現した彫刻を手がけています。「継続」を信念とし、日本伝統の彫刻技術の継承にも力を入れています。