最高の素材を探し求めた結論。欧州タンニン鞣し革の至高。
ベルギーの老舗タンナー、タンナリー・マズア社がタンニン鞣しを施した牛革を使用した財布。しっとりとした手触りの上質なヌメ革は品のよい艶があり、使い込むほどに風合いを増してゆくのが魅力です。日本で使用される牛革のおよそ9割は北米産のものであるといいます。ヨーロッパの牛革は仕入れのルートの関係もあって、日本では入手が難しいためです。もちろん北米産のステアも味わいがありますが、板垣江美氏によれば、「ヨーロッパ産の牛革は丁寧に管理された牛の革で、傷が少なく、肌のきめが細かい」のだといいます。こちらの財布はファスナーで三方が開き、中のものが見やすく、取り出しやすいロングサイズ。男女兼用でお使いいただけます。
男女兼用
商品番号:305-910-01-01

ベルギー革の三方ファスナー財布

30,800(税込)
 
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01 キャメル
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サイズ(約) 縦10cm×横19.9cm×厚さ2.5cm
重さ(約) 180g
素材 牛革、内側=再生革
仕様 ファスナーによる開閉/前面にオープンポケット1個、内側に札入れ2ヵ所、仕切りを兼ねるファスナーポケット1個、カード入れ8ヵ所、オープンポケット2個
原産国 日本(革はベルギー製)
その他 ※お申込み多数の場合、お届けできない場合やお届けまでにお時間をいただくことがあります。

いたがき
雄大な牧草地が広がる北海道で、上質な素材と丁寧な縫製にこだわったものづくりをおこなうバッグメーカー〈いたがき〉。鞍型のバッグで一世を風靡したことでも有名です。創業者、故・板垣英三氏の「妥協はしない」「真似はしない」「無駄にしない」という鞄づくりに対する信念と確かな技術は、同社の職人にしっかりと受け継がれています。

赤平の手技がベルギー革と出合う

〈いたがき〉の会長であり、デザイナーとしても活躍する板垣江美氏。

雄大な牧草地が広がる北海道は乗馬に最適な土地です。そんな環境の中、鞍型のバッグを発案し一世を風靡したのが、バッグメーカー〈いたがき〉。工房を構える赤平は札幌と旭川の間に位置し、空知川が流れる実に風光明媚なところです。創業者の故板垣英三氏が手がけた鞍型バッグはなだらかな曲線が魅力で、その技術力には同業者の間から賞賛の声が上がったといいます。英三氏は、「上質な素材」、「高度な技術」、そして“革も構造も無理はしない”という考えに基づく「デザイン」の3つが揃って初めて永く愛用できると言い、その遺志は今も受け継がれています。「革も主役、人も主役。それを繋ぐのが作り手の役目だと思います」と言う板垣江美氏。もちろん、優れているのは技術ばかりではありません。作り手が惚れ込むほどの素材がなければ、真に魅力あるものにはならないのです。