- 日本の春を風情豊かに表現。
- 古来、日本人は季節の変化をさまざまな形で暮らしの中に取り入れてきました。襖絵や掛軸などもそのひとつで、四季の風物を描き、自然の風物を眺めて季節の訪れを愉しんでいました。日本人らしい粋な趣向といえます。「手描き軸アート『桜花図』」の絵を手がけたのは、京都を拠点に活躍している阿部百子氏。平成8年の日展初入選以来、10回にわたり入選を果たす京友禅の名匠です。こちらは、江戸時代の琳派の作品をモチーフに採用。豪快ながらも柔らかなタッチで描かれた桜の表情が魅力です。満開の桜をバランスよく配置した構図も見事です。麻地の風合いも絵柄と調和。空間を華やかに演出し、春を届けてくれる名品です。
サイズ(約) | 縦62.5cm×横63cm(軸先含む) |
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素材 | 麻100%、軸先=木にウレタン塗装 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手描きのため、柄の出方が写真と異なる場合があります。 |
阿部百子氏は京都で染色を始め、「雷工房」を設立し、優美で鮮やかな作風で人気を博す京友禅の名匠。平成23年に日展会友に推挙される。