茶の侘寂を実感させる、伝統が息づく南部鉄瓶の名品。
代々、南部藩への献上釜の製作に携わってきた老舗が〈鈴木主善堂〉です。この「菅笠」は、江戸幕府の御茶頭であった片桐家をはじめ、大名家や高家、寺院などから好みのデザインを得て南部藩が特注で製作していた鉄瓶です。砂型を使い、一点一点仕上げており、量産品にはない風雅な味わいが堪能できます。茶の世界はいわば侘寂の世界です。本体だけで製作に約1ヵ月かかりますが、一つの砂型で一個しか作ることのできないという手間のかかった美しさに〈鈴木主善堂〉のこだわりが活きています。
商品番号:352-363-01-01

釜師 十三代鈴木忠兵衛 南部鉄瓶「菅笠」

261,800(税込)
 
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サイズ(約) 最大径19cm(注ぎ口含む)×高さ21.5cm(鉉含む)
重さ(約) 1.46kg
容量(約) 850ml
材質 本体=鋳鉄、蓋=銅
仕様 桐箱入
原産国 日本
その他 ※手作りのため、色調、柄、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。
※商品の交換・返品はお受けできません。
●使用可能な熱源
直火 IH100V IH200V 電子レンジ オーブン
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鈴木主善堂
南部鉄器の鉄瓶は、江戸時代に全国の大名や高家から茶釜の注文を受けて南部藩が生産していたという歴史を持ちます。なかでも〈鈴木主善堂〉こと鈴木家は、南部藩が盛岡に居城を構える以前から鋳造に関係し、以来、明治に至るまで、南部藩御用達の釜師として代々、献上釜の製作に携わってきた老舗です。

店頭にも飾られている〈鈴木主善堂〉の看板。

鉉は伝統工芸士の田中二三男氏が製作。鉄板を叩いて丸め、中に熱がこもらないよう工夫を凝らしています。盛岡では数少ない鍛冶職人である田中氏は、南部鉄器の高級な鉄瓶に使われている鉉の多くを手がけています。