- 瑞々しいつくしで白磁を彩る。
- 暖かくなるといっせいに頭を出すつくし。綺麗な花を咲かせるわけでもないのに、どこか可愛らしい見た目に心が和み春がもたらす生命力を実感します。こちらは、そんなつくしが大胆に表現されたカップとソーサー。大正8年(1919年)創立の高級洋食器の老舗〈大倉陶園〉が、昭和3年に制作した絵柄を復刻したものです。カップと四角い形のソーサーに、つくしとその葉が活き活きと描き出されていて、見るほどに元気が出そうな逸品です。
サイズ(約) | カップ=口径8.6cm×長さ10.5cm(持ち手含む)×高さ5cm、ソーサー=最大径13.5cm |
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容量(約) | 170ml |
重さ(約) | 225g(総重量) |
材質 | 硬質磁器 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手作りのため、色合い、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 |

高級食器の老舗〈大倉陶園〉。大正8年、「良きが上にも良きものを」という大倉孫兵衛、和親父子の理念のもとに創業。昭和2年のアメリカ独立150年記念万国博覧会で最高大賞を、10年後のパリ万国博覧会では名誉賞を受賞し、昭和49年には迎賓館に洋食器大揃を納入するという輝かしい実績を誇ります。同社が手がける製品の最大の魅力は、通称「オークラホワイト」と呼ばれる生地の白さと硬さ、そして肌の滑らかさにあります。最高ランクの主原料カオリンを惜しみなく使い、1460度という類を見ない高温での焼成によって生み出されるこの白さがあってこそ、色絵などの装飾の美しさがぐっと引き立ちます。

昭和10年頃の〈大倉陶園〉。