袋物仕立ての技が光る薄マチ財布。
革小物の技術認定試験の1級合格者第一号であり、職人歴50年以上の結進氏。その技術の根幹を成すのは、江戸時代に発展した“袋物仕立て”です。袋物とは、江戸時代の町人に人気だった紙入れや煙草入れなどのことを言います。その袋物を作る技法を現代に昇華したのが“袋物仕立て”。見えないところにも手間をかける、日本人の感性が培った技術です。ご紹介するのは、結さんが技術の粋を集めた二つ折りの財布です。こだわり抜いたのは、シャツの胸ポケットに入れても膨らまない薄マチ仕立てと実用性です。開くと1万円札とほぼ同サイズで、二つ折りにしたときの厚さはわずか約2cm。この類のない薄マチは、上質なカーフを漉きの技術によって極薄にし、内側に折り込む「へり返し」や、革の角を美しく折りたたむ「菊寄せ」を施し、革の重なりを極力減らすことによって実現。男女兼用の上品な色合いで、札入れに縁起柄を型押しした“裏勝り”も粋です。江戸由来の技術と美を昇華させた、傑出の仕上がりです。
当社限定商品 男女兼用
商品番号:401-775

コンパクト二つ折り財布

18,700(税込)
 
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サイズ(約) 縦9.8cm×横8.8cm×厚さ2cm
重さ(約) 50g
素材 牛革、内側=牛革、レーヨン
仕様 小銭入れ1ヵ所、札入れ1ヵ所、カード入れ3ヵ所
原産国 日本
その他 ※天然皮革を使用しているため、色合い、風合いが写真と異なる場合があります。
※内側の柄の出方が写真と異なる場合があります。

半世紀以上の職人歴を持つ結進氏。「ファクトリーはものづくりの現場であると同時に、後進に技術と職人の美意識を伝達する場所でもあります」。