- 爽やかな風を感じる優美なのれん。
- あたかも晴天の空にハナミズキが美しく枝を伸ばしているかのような、清々しさに満ちた図柄が魅力である「手描き麻のれん」。ご紹介するこちらは、のれんの図柄としては意外と目にすることの少ないモチーフ、ハナミズキを題材にしています。ハナミズキはアメリカヤマボウシとも呼ばれ、花の美しさから街路樹や庭木として愛されている落葉高木。爽やかな浅葱色ののれん地にハナミズキが美しく映え、ほのかにピンク色に染まった花弁がなんとも優美な印象です。描いたのは京友禅・手描部門、引染の伝統工芸士、山森美紀氏。2014年の全国伝統的工芸品公募展で入選以来、16年、19年と京手描友禅作品展入賞の実績を誇る俊英です。麻地の透け感も味わい深く、間仕切りとしてはもちろん、洋間にタペストリーのように掛けるのもおすすめです。
サイズ(約) | 縦150cm×横88cm |
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素材 | 麻100% |
原産国 | 日本 |
その他 | ※色調、柄の出方が写真と異なる場合があります。 ※ポール(棒)は商品に含まれません。 |
山森美紀
京都〈染色工房ヤマモリ〉の伝統工芸士として活躍する山森美紀氏。引き染め、ろうけつ染め、手描き友禅など呉服の染色のほか、狩野派の京都龍正会に入門し水墨画を学び、龍琉という雅号でも活躍している俊英です。

山森美紀氏。2014年全国伝統的工芸品公募展で入選以来、数々の入賞実績を誇る。