上品な色合いと、編み柄の優しいハーモニー。
身頃の上部と襟、袖中央にはケーブル編み、裾と袖口には変形鹿の子編みを施した、手の込んだ編み地が優しいハーモニーを醸し出すハイネックセーターです。ホールガーメントなので肌ざわりがよく、うっとりするほど柔らかい温もりに包まれます。
商品番号:437-470

カシミヤ・ケーブル編みハイネックセーター

132,000(税込)
 
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素材 カシミヤ100%
洗濯方法 ドライクリーニング
原産国 スコットランド
その他 ※ホールガーメント及びWHOLEGARMENTは株式会社島精機製作所の登録商標です。
サイズ 適応身長 適応胸囲 着丈 裄丈
05:L 156-164 83-98 60 71

サイズ(単位=cm)

古くから毛織物産業で栄え、高級カシミヤの本場として知られるスコットランドのホイック地方。この地で1874年に創業した老舗ブランド〈HAWICO SCOTLAND/ホイコ スコットランド〉。英国の伝統的なニットづくりを今に継承し、高品質なカシミヤをふんだんに使ったクオリティの高いニット製品を世に送り出し、高い評価を得ています。

美しき自然が育むスコットランドの極上カシミヤ

イングランドとの境に位置する、スコットランド南部のホイック。古くから毛織物産業で栄え、高級カシミヤの本場として今も尚、世界に名を馳せています。

どこまでも続く見渡す限りの美しい丘陵。羊の群れが牧草を食む絵画のような風景。北イングランドとスコットランド南部の境目に位置するボーダー地方は、二国が背中合わせであるがゆえに戦火を繰り返し、波乱に満ちた歴史を刻んできました。しかしその地を滔々と流れるツイード川はその記憶をくぐり抜け、流域で暮らす人々に豊饒な水の恵みをもたらしました。その川の支流のほとりにあるのが静かな田舎町ホイックです。超軟水の水質と産業革命による羊毛織物産業の発達という好条件は、やがてホイックを英国有数のカシミヤ製品の産地へと発展させていったのです。この町で150年近い歴史を誇る老舗〈ホイコスコットランド〉を訪ね、スコットランドのカシミヤの「今」をご紹介します。

スコットランドの田舎町を「カシミヤの聖地」へ導いたもの。それは、超軟水の川の水でした。

〈ホイコ スコットランド〉の工場のそばを流れる超軟水のテビオット川。この柔らかい水がソフトなカシミヤをつくりだしています。

スコットランドといえば、何を思い浮かべますか?美しい湖、古城、スコッチウイスキー、そしてカシミヤニット。ウイスキーもカシミヤも、この地に欧州では珍しい超軟水のよい水があったから発展していったと言われています。ホイックは人口約1万4千人の小さな田舎町。歩いて一周できるような街の中心部に流れるテビオット川の水は鉱物の含有量が少ないピュアな超軟水。この水の恩恵でホイックは、カシミヤ産業の聖地として世界に名を轟かせていったのです。

1874年、高品質なカシミヤを世に送り出す〈ホイコ スコットランド〉が創業。

〈ホイコ スコットランド〉が使用しているカシミヤ糸は、一流メゾンでも使われているスコットランドのトッド&ダンカン社製のもの。カシミヤ山羊の下腹部のごく柔らかなうぶ毛を丁寧に手作業で梳いて収穫し、カシミヤ山羊に害を与えることなく持続可能な方法で得た素材からつくられた最高級のカシミヤ糸です。その糸で編んだカシミヤニットの仕上げには、今も昔もテビオット川の水を汲み上げて洗っており、いつも着ていたくなるような柔らかな肌ざわりを実現させています。また〈ホイコ スコットランド〉は高い技術を持たないと取り扱いが難しいホールガーメント®製法のカシミヤニットを得意としています。同社が誇る伝統的な「ハンドフィニッシュ」の職人技と最新テクノロジーの技術により、まるで大切なドレスを仕上げるように美しいカシミヤ製品が誕生していくのです。

150年の伝統をもつ<ホイコ スコットランド>の自社工場。ヨーロッパにおいて尊重される「ファミリービジネス」(土地に根付いた自社工場での生産による、信頼性の高い製品づくり)を誇りとし、何代にもわたり受け継いでいます。

緩やかな丘が広がるホイック。〈ホイコ スコットランド〉のカシミヤニットの色彩も、この美しい自然の色からインスピレーションを受けています。

職人の手仕事を未来へ――。若き世代に継承されていく熟練の技と確かなクオリティ。

トリミングやリンキングといった熟練職人の技を、次世代の若者たちに継承させる専門スクール。スコットランドのカシミヤ産業を未来へ発展させる取り組みです。

しかしながら、高い技術を持った職人の数は時代とともに減り続け、ホイックの数あるカシミヤブランドも継承者不足に悩まされてきました。
そんな現状を変えようと、スコットランドでは現在、職人の技を若い世代に受け継いでいこうというムーブメントが発生。ボーダー地方では技術者を育成する学校を行政が創立し、イングランドからも広く若者を呼び寄せ、スコットランドのカシミヤ産業を未来へ繋げるための行動を起こしています。
〈ホイコ スコットランド〉の社長、Ewan氏はこう語ります。「スコットランドでは『時間をかければかけるほど最良の結果が生まれる』と言われています。シングルモルトやカシミヤが良い例です。手間を惜しまず大切に仕上げた高品質のカシミヤニットに私たちは自信と誇りを持っています。ライトアップのお客様とその誇りを共有できる事を心から嬉しく思っています。」