- 使うほどに味わいが増す、鍛鉄の技術が光るフライパン。
- 古来、鉄の産地で知られる島根県東部地方で江戸時代から十代続く〈鍛冶工房 弘光〉。鉄を火で熱し、金鎚で叩いて自在に造形する昔ながらの鍛造を行っています。花器や燭台など暮らしにまつわる製品を手がけてきた同工房の小藤宗相氏が「蓄積してきた経験や技術を応用して完成させました」と語るのが、こちらのフライパンです。例えば、持ち手と本体を叩いて接合する「かしめ留め」は江戸時代から受け継ぐ伝統の技。わずか0.5mmでもズレると接合ができない繊細さを要しますが、溶接よりはるかに高い耐久性と美しい見た目を実現。鉄は熱のまわりがよいため食材に火が通りやすく、旨味をぐっと引き出してくれます。丁寧な手作業による温かみのある鉄の表情も料理を美味しそうに引き立ててくれます。ろくろ細工で丁寧に作られた鍋敷きと、芯がステンレス製で錆びにくい、お手入れ用のたわし付きでお届けします。使うほどに増す味わいを感じながら、長くご愛用いただきたい逸品です。
サイズ(約) | 最大径20cm×長さ39cm(持ち手含む)×鍋の深さ1cm |
---|---|
重さ(約) | 本体=640g、鍋敷き=310g、たわし=50g |
材質 | 鉄、鍋敷き=天然木(欅)、牛革 |
仕様 | 鍋敷き、手入れ用たわし付 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手作りのため、色合い、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 ※初めてご使用される際は油ならしを行なってください。油ならしを行なった後、また使用を重ねるとフライパン表面の色が濃くなっていきます。 ※使用後は充分に乾燥させ完全に水をとばしてから内側・外側ともに油を薄く塗って保管してください。 |
直火 | IH100V | 電子レンジ | オーブン |
---|---|---|---|
○ | ○ | × | ○ |
「鍛造は時間も手間も要しますが、独特の表情と温もりが生まれます」と小藤宗相氏。高い技術に加え集中力と慎重さを要するため、フライパンなら1時間に2、3枚しかできない大変な作業です。