将軍家より与えられた屋号、〈江戸屋〉が守り続けるもの。
東京、日本橋大伝馬町。幕府要人の荷馬を取り仕切る"道中伝馬役"の屋敷が置かれたのを由来とするこの町で、江戸城へと続くかつてのメインストリートに看板を掲げるのが〈江戸屋〉です。刷毛・ブラシの専門店として知られる同店の歴史は18世紀初頭まで遡ります。初代利兵衛は当初、上方で刷毛づくりの修業を積んでいましたが、江戸に戻るとその実力が認められ、七代将軍徳川家継お抱えの"刷毛師"に。これをきっかけとして享保3年(1718年)には将軍家より〈江戸屋〉の屋号を与えられ、江戸刷毛の専門店として開業。御用商人として、大奥で使われる化粧刷毛のほか表具用の刷毛なども納めていたといいます。明治時代になると、着物から洋服、下駄から靴にと生活様式は大きく様変わり。そこで同店では、刷毛の技術を活かしてブラシの製造を開始。現在では髪用や化粧用、洋服用、靴磨き用のブラシをはじめ、新幹線車両の洗車用大型ブラシなど、専門的な工業用ブラシも多数手がけています。ゆえに取り扱う商品数は約三千種類。多様なニーズに真摯に向き合い、確かなものづくりに努めることで暖簾を守っています。こちらのヘアブラシは、熟年世代を意識して仕上げた逸品。黒檀の持ち手が上品で、白毛のやわらかめと黒毛のかため、お好きな方をお選びください。
当社限定商品
商品番号:521-514

熟年世代の選べるヘアブラシ

22,000(税込)
 
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サイズ(約) 長さ21cm×最大幅4cm
重さ(約) 70g
材質 ブラシ部分=豚毛、ハンドル部分=天然木(黒檀)
仕様 お手入れブラシ付
原産国 日本
その他 ※色、木目、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。