古布の押絵で設えを華やかに。
室町時代頃から、1月2日にだけ売り出される宝船の絵を枕の下に入れ、吉夢を祈願する習わしが始まったといいます。古来、縁起物とされてきた宝船を押絵で表現したのが「古布創作押絵タペストリー『宝船』」。手がけたのは、福岡の小裂作家、小島きよ子氏です。打ち出の小槌や小判、宝珠といったさまざまな宝物を満載して、荒波を乗り越えてくる宝船。船首には迫力のある竜が据えられ、紅白の帆には「宝」の一文字が光ります。「宝船の部分はすべて帯地や着物などの味わいのある古布を使っています。鯛は染め絞りの生地を用いて愛嬌のある姿に仕上げました。見てハッとするような印象的な配色にこだわっています」と小島氏。幾重にも重なる宝物が立体感のある押絵でボリューム豊かに表現され、宝船をより一層豪華なものに見せています。力強い生命力を感じさせる日の丸も印象的。両脇には魔除けのくくり猿を連ねて下げ、華やかな彩りを添えました。見れば見るほど明るい気持ちになれるタペストリーです。
商品番号:560-549-01-01

古布創作押絵タペストリー「宝船」

44,000(税込)
 
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サイズ(約) 縦94cm×横28cm(棒含む)
重さ(約) 230g
素材 表地=正絹(古布)、和紙、裏地=綿、軸=木
原産国 日本
その他 ※古布を使用した手作りのため、色調、柄の出方が写真と異なる場合があります。

華やかかつ上品な作風で人気を集める小裂作家、小島きよ子氏。アトリエ〈布工房 百花〉の主宰も務める。