- 軽い力でおろせる秘密は“17度”。
- おろし金を使う際、食材に余計な力がかかると繊維が潰れ、栄養や食感を損ねることがあります。これを独自の技術とアイデアで解消したのが、1976年に新潟県燕市にした〈シゲル工業〉です。こちらのおろし金の最大の特徴は、約17度に傾斜したおろし金の面。同社が導き出した軽い力でおろせる最適な角度で、刃がすべて上向きの設計のため食材を上から下へ動かすときのみおろされるようになっています。さらに、形状や高さ、幅が異なる刃をV字に配置し、刃の際から穴抜きすることで食材が潰されずに落ちるため、きめ細かく滑らかな食感に仕上がります。刃と反対の向きに水を流せば簡単に洗えて、手入れが楽なのも嬉しいポイントです。
サイズ(約) | 本体=縦21cm×横9.5cm×高さ7.5cm、容器=縦15.7cm×横10cm×高さ4.5cm |
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重さ(約) | 本体=278g、容器=182g |
材質 | おろし金部=18-0ステンレス鋼、容器部=18-8ステンレス鋼 |
仕様 | 食洗器不可 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手作りのため角度には個体差があります。 |
シゲル工業
1976年創業。新潟県燕市で理美容はさみをつくり続け、業界でも高く評価されている〈シゲル工業〉。機械を効率的に用いながらも、特殊な熱処理や数々の加工特許による80以上の製造工程は、その5割が手作業。熟練職人が丁寧に刃研ぎして仕上げているため、ご家庭で理髪店さながらの切れ味をご堪能いただけます。

〈シゲル工業〉は昭和51年創業。代表で二代目の藤田正健氏が手にするのが「おろし金『17°』」。試行錯誤を経て17度という傾斜をつけました。