- "厄が過ぎる"屋久杉の年輪を愉しむ。
- 樹齢千年を超える大樹ならではの緻密で流麗な木目を有する屋久杉。現在は全面的に伐採が禁止され、江戸時代に伐採されたものや根株を少量ずつ活用しています。こちらは、稀少かつ「厄が過ぎる」とされる縁起物であり、祝いの席にも相応しい、屋久杉を使ったぐい呑。手がけたのは、「素材の一番よい木目を活かす」を信条とする挽物職人、原正樹氏です。悠久の時が育んだ屋久杉の年輪を手触りで愉しめるのが特徴。木目には柔らかな「夏目」と硬い「冬目」があり、表面を何度も磨き、夏目をそぎ落として凹ませることで冬目を浮き立たせる伝統技法「浮造り」を用いました。年輪が立体的に浮かび、見た目の美しさに加えて滑らかな感触が心地いい。使い込むうちに味わいが増していくのも魅力です。屋久杉は割れやすく、加工が難しいとされる木材。原氏の高度な技術なしには完成しえない贅沢な逸品です。
サイズ(約) | 最大径5.5cm×高さ6.2cm |
---|---|
重さ(約) | 25g |
容量(約) | 30ml |
材質 | 天然木(屋久杉)、ウレタン塗装 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※天然木を使用した手作りのため、色調、木目、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 |

鹿児島の挽物職人の三代目、原正樹氏。大学卒業後、一般企業に勤めた経歴を活かし、現代的な感覚とユニークな発想で制作に取り組んでいます。

樹齢千年を超す生命力とうねるような年輪をもつ屋久杉。