樹齢千年の年輪を触れて味わう「浮造り」。
樹齢千年を超える大樹ならではの緻密で流麗な木目を有する屋久杉。1993年の屋久島の世界自然遺産登録をきっかけに全面的に伐採が禁止され、現在は江戸時代に伐採された木や根株を少量ずつ伝統工芸資材として活用しています。そんな稀少な屋久杉を優れた工芸品に生まれ変わらせているのが、親子三代にわたる鹿児島の挽物職人、原款亮。こちらは、伝統の技を継承する三代目、原正樹氏が手がけました。悠久の時が育んだ屋久杉の年輪を手触りで愉しめるというロマンあふれるぐい呑です。木材には柔らかな「夏目」と、「冬目」と呼ばれる硬い木目があり、表面を何度も磨き夏目をそぎ落として凹ませることで冬目を浮き立たせる「浮造り」という伝統技法を用いました。うねるような年輪が立体的に浮かび上がり、見た目の美しさに加えてサラサラと滑らかな触感も魅力。油分が多く、目の詰まった木質で割れやすい屋久杉は、細かい加工が難しいとされる木材です。まさに「素材の一番よい木目を活かす」という理念の元に磨かれた匠の技術なしには完成し得ない逸品といえます。稀少な屋久杉をあえて日常で普段使いする贅沢をご堪能ください。
商品番号:604-197-01-01

屋久杉/浮造りぐい呑

17,600(税込)
 
カラー・タイプ
01 *
サイズ
在庫状況
在庫残りわずか
数量
ギフト
ラッピング
サイズ(約) 最大径5.5cm×高さ6.2cm
重さ(約) 25g
容量(約) 30ml
材質 天然木(屋久杉)、ウレタン塗装
原産国 日本
その他 ※手作りのため、色調、木目、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。

鹿児島の挽物職人の三代目、原正樹氏。大学卒業後、一般企業に勤めた経歴を活かし、現代的な感覚とユニークな発想で制作に取り組んでいます。

樹齢千年を超す生命力とうねるような年輪をもつ屋久杉。