防縮×撥水を叶える技を結集、"洗えるツイード"の自信作。
ウールを知り尽くす尾州で素材の開発から着手。
西洋文化が交わる長崎県の松浦市に工場を構えるスラックス専門メーカー〈エミネント〉。こちらは、同社の本誌限定ブランド〈松浦物語 Eminento for Traveler〉において、当社カタログZekoo創刊25周年を記念して製作された、尾州産“洗えるツイード”を用いたスラックスです。一般的に洗えるウールは梳毛生地を指すが、ツイードなどの厚みのある生地は洗うと縮むため、ご家庭での洗濯には不向きです。そこで、ウールの特性を知り尽くす尾州の機屋と“洗えるツイード”の開発に着手。糸の撚りや番手を工夫し検証を繰り返すこと数年、防縮加工と撥水加工の両立に成功。より安全とされる非フッ素撥水を実現し、ツイードの風合いを活かした縮みにくい特別な生地を完成させました。
熟練の技と矜持が叶える、名工場のクオリティ。
さて、1969年に〈エミネント〉の工場が建てられて以来、松浦市は国内生産の約1割を占める日本有数のスラックスの街となりました。同社のスラックスは、一般的な工程の約1.5倍もの123工程を経て完成すしますが、その全工程が松浦工場で行われ、各工程に熟練の担当者がいます。各々が持ち場への誇りと信念を持ち、既製品とは思えないほど日本人の体形に合うはき心地と流麗なシルエットを生み出しています。
縫製の匠が生み出す、はき心地のよさと美しさ。
ツイードなどの厚みのある梳毛生地は、ミシンのスピードや針の太さなどを正確に選定し、的確に運針していく縫製技術と経験が必要とされます。その重要な一工程を担うのが、職人歴40年以上のベテラン、千葉靖枝氏。千葉氏は肝となる「尻縫い」を中心に前後6~7工程の縫製を担当。扱いの難しい生地でも自在に操れる松浦工場の強みは、彼女たちの存在が裏付けとなっているのです。パターンは当社オリジナルを採用。股下何cmで裾上げしてもゆったりはけて品よく見える理想的なシルエットを叶えつつ、より楽なはき心地を追求しワンタックに。技術の粋を凝らした尾州産ツイードと、松浦工場の仕立ての技によって生み出されるスラックスの極致をご堪能ください
当社限定商品
撥水
商品番号:630-421

匠の技・洗えるツイード撥水スラックス/25周年記念企画

24,200(税込)
 
カラー・タイプ
サイズ
在庫状況
数量
裾上げ仕様
裾上げ仕様を選択してください。 [C_PRD001_01]
股下サイズ
(0.5cm刻み)
  cm   ※半角
股下サイズは半角数字と小数点でご入力ください。 [C_PRD001_02]
ギフト
ラッピング
カラーとサイズを選んでください
カラーとサイズを選んでください
素材 毛90%、ナイロン10%(撥水性有り)、裏地(前面ひざ下まで)=ポリエステル
仕様 ワンタック/ウエスト両脇ゴム/ポケットは前面に4個(コインポケット1個含む)、背面に2個
洗濯方法 洗濯機可
原産国 日本
裾上げサービス(無料) 〔シングル/ダブル/ジーンズ仕上げ〕
裾上げ仕様欄にて「シングル」・「ダブル(幅3.5cm)」・「ジーンズ仕上げ」を選択し、股下サイズ(cm)をご入力ください。ご不要の場合は「裾上げ不要」を選択してください。
※裾上げ後の交換・返品はお受けできません。
その他 ※「撥水性」とは水をはじきやすい性質のことです。長い間濡れることや、時間の経過とともに撥水性が弱まります。
※裾幅は股下65cmの位置で計測しています。
サイズ 適応ウエスト 前股ぐり 渡り幅 裾幅
76:76 76 26 32.4 21.6
80:80 80 26.5 33.5 21.9
84:84 84 27 34.5 22.1
88:88 88 27 35.6 22.4
92:92 92 27.5 36 22.6
96:96 96 28 36.5 22.9

サイズ(単位=cm)

「1本1本、すべてが大切。技と心で縫い上げています」

尻縫い工程を担当するのは、千葉靖枝氏。上部から下部にかけて、縫い代が徐々に狭まるように縫う必要がありますが、縫い込みすぎたらキツくなり、浅くなるとダブつくので、長年の経験と勘が物を言う。「私の大切な家族がはくという気持ちを込め、1本1本、心を込めて縫っています」。

熟練の技と信念を持つ松浦工場

200名以上の従業員、全員が地元雇用、地元出身。「もの言わぬ ものがもの言う ものづくり」のスローガンの下、確かな一本を作り上げています。

長崎県 松浦市

長崎県の北部、北松浦半島に位置する松浦市。美しい伊万里湾に面し、漁業、農業の盛んな自然豊かな町として名高いです。

松浦工場近隣の平戸市にある、寺院と教会の見える風景。古来、長崎県の西洋文化との交流が窺えます。

長崎県松浦市長 友田吉泰氏
「松浦市御厨町は、御厨という地名のとおり、古くから御供所として、神饌を調進してきた歴史があります。質の良い品を注文にあわせて納める、その歴史が現在の松浦市のものづくりの土台になっているのではないでしょうか。松浦の熟練した職人として働く市民のみなさんのひたむきさとプライドが、現在のエミネントスラックスのものづくりへのこだわりに繋がっていることは、市民の誇りです」