満月と2羽のうさぎの物語。
月のクレーターの模様がウサギの形に見えることなどから、さまざまな童話や伝承に登場してきた月とウサギ。こちらは折り重なる山々とまんまるの十五夜の月を背景に、お餅つきに興じる2羽のうさぎのなんとも幸せそうな表情と愉しそうな動きが絶妙に表現された「古布押絵タペストリー『うさぎの餅つき』」。手がけたのは、金沢ミセスクラフト協会に所属する小林正枝氏。深みのある色合いに魅せられ、古布を集める趣味が高じて作品づくりを始めましたが、押絵は作品に動きが出せるところが面白いといいます。制作はまず全体の構図を考えることから始まります。動きとともに、いかに奥行きのある風景描写にするかも肝腎です。手前のうさぎを引き立たせている背景の山々は、小林さんがスケッチをして捉えた白山の麓。繊細な重なりが見事です。押絵はパーツを作り、それらを組み合わせていきます。形に沿って切ったボール紙にキルト布を貼り、古布で包んでゆくが、ススキの葉など細かいものは特に難しいといいます。押絵ならではの立体感で秋らしい風情を見事に表現した、味わい深い秀作です。
当社限定商品
商品番号:644-753-01-01

古布押絵タペストリー「うさぎの餅つき」

16,940(税込)
 
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サイズ(約) 縦77cm×横32.5cm(軸先含む)
重さ(約) 185g
素材 絹、麻、綿、紙、ビーズ、軸=天然木
原産国 日本
その他 ※古布を使用した手作りのため、色調、柄の出方が写真・スペックと異なる場合があります。